スキューバダイビングでの女性の悩みとその解決法!スクール選びのポイントも紹介
更新日:2023.04.10.Mon   投稿日:2021.07.02.Friスキューバダイビングをする女性の悩み
女性がスキューバダイビングをする時、様々な悩みを持ちます。
たとえば、メイクはどの程度までしてもいいのか、髪型はどうすればいいのかといった疑問が生じるでしょう。外で長時間活動することになるため、日焼け対策についても気になるのではないでしょうか。
さらに、生理中でも海にもぐれるのか、どのような水着を身に付けるべきなのかといった疑問が生まれることも考えられます。
このような悩みを持ったままだとダイビングを楽しめないので、事前に解決しておきましょう。
メイクはどの程度までOK?
スキューバダイビングは他の人と行うことが多いので「すっぴんでは参加したくない」と感じる方もいるかもしれません。では、メイクはどの程度までできるのでしょうか。
まず、ファンデーションを塗ることは厳禁です。スキューバダイビングでは太陽の下で体を動かすことになり、大量の汗をかく可能性が高くなるからです。ファンデーションは確実に崩れます。しかし、今では「ウォータープルーフファンデーション」というものが販売されていますので、そのようなタイプのものでしたら問題ありませんので、気になる方は、そのようなタイプのファンデーションを使用するようにしましょう。
少しでも華やかさを残したいなら、海に潜っても取れない「マツエク」がおすすめです。また、眉毛を描く場合はウォータープルーフのアイブロウを使いましょう。口元にはリップクリームを塗って保湿してください。
ベースメイクの注意点|濃いメイクはNG
崩れる可能性の高いファンデーションを使った、濃いメイクは避けるべきです。しかし、どうしても肌トラブルが気になる方もいるでしょう。
その場合、顔色を明るく見せる下地やBBクリームを薄く塗る、色つきの日焼け止めを使うといった選択肢があります。
アイメイクの注意点|とれる可能性が高い
水中でとれる可能性が高いため、基本的にアイメイクはできません。アイメイクをしたままダイビングを行うと、アイシャドウやマスカラなどが目に入るかもしれません。目が傷ついたり、痛みで目を開けられなくなったりする恐れがあるため、使わないようにしましょう。
つけまつげも、同じく取れてしまう可能性が高いため避けるべきです。見た目よりも、安全性を優先させることが大切です。
ただし、マツエクはつけたままダイビングできます。マツエクをつけると、アイメイクをしなくても華やかに見えるためおすすめです。普段の生活でも、メイクの時短につながるでしょう。
ただし、長さによってはマスクにあたって邪魔なので、気をつけてください。長くても11mm程度にしましょう。
リップメイクの注意点|口紅は避ける
顔色を明るく見せるために、リップメイクは重要です。しかし、ダイビング中はレギュレータを咥えるため、レギュレータに付着する口紅やグロスの使用は、控えるのが望ましいです。着替える際に、ウェットスーツにつく可能性もあります。万が一付着した場合、落とすのも大変なのでなるべく控えておきましょう。
ただし、日差しを浴びることで乾燥するため、保湿は必要です。保湿効果のあるリップクリームを、忘れずに持参しましょう。
ダイビング後のケアが重要!
ダイビング中のメイクも気になるポイントですが、潜った後のケアも重要です。海水や紫外線などの影響で、ダイビング後の肌はダメージを受けている可能性があります。ケアしなければ、肌荒れにつながる恐れがあるため注意してください。
まずは、できるだけすぐにシャワーを浴びて、顔や体についた海水を丁寧に洗い流しましょう。洗顔料を使って日焼け止めを落とすこともポイントです。
肌が熱を持っている場合は、冷やしたタオルなどで冷ます方法がおすすめです。その後、化粧水や乳液などでしっかりと保湿します。
肌だけでなく、髪のケアにも力を入れましょう。さまざまなアイテムを活用して、乾燥を防ぐことが大切です。面倒だと思うかもしれませんが、ケアは怠らないようにしましょう。
一番のおすすめはすっぴん
薄いメイクをしても落ちる可能性が高いため、基本的にはすっぴんがおすすめです。紫外線を防ぐための、日焼け止めだけを塗りましょう。
他の人の目が気になるかもしれませんが、ダイビングに集中して楽しんでいる人がほとんどです。
ネイルをつけて参加できる?
ネイルをつけたままでもスキューバダイビングはできます。しかし、ウェットスーツの着脱時や器材の装着時に引っかかる可能性があるため、長いネイルは避けてください。
長時間海に潜っていると、爪は柔らかくなって割れやすくなります。爪の補強ができるジェルネイルであれば、スキューバダイビングに適しているでしょう。
ただし、紫外線を浴びることで変色する可能性があるため、ネイルサロンでは変色の少ないものを選んでみてください。
また、大きなパーツは邪魔になることがあるため、なるべくシンプルなデザインがおすすめです。
ネイルを保護したい場合の対処法
せっかく施したネイルが、割れたり剥がれたりすると悲しい思いをします。ネイルを保護したい場合は、ダイビング用のグローブを身に着けましょう。そうすれば、ネイルが剥がれたり傷ついたりすることを防げます。
グローブの着用には、ほかにもさまざまなメリットがあります。たとえば、手を岩などにぶつけて負傷することを防げます。水に潜ると肌や爪は柔らかくなり、普段よりも傷つきやすくなるため、グローブで保護する必要があります。安全のためにも、グローブの着用をおすすめします。
着替えの際に爪をひっかけて、ウェットスーツが破れることも防止できるでしょう。
海に関するデザインがおすすめ
ダイビングのときにネイルを楽しむなら、海にぴったりなデザインがおすすめです。たとえば、水面のようなデザインを施したり、海のような青色を選んだりしてみましょう。自分の爪を見る度に、テンションが上がるはずです。
髪型はどうすればいい?
ロングヘアの方がそのまま海に潜ると、ゆらゆらと揺れてダイビングの妨げになるかもしれません。また、マスクのストラップの邪魔になることも考えられます。
そのため、髪は1つにまとめましょう。ポニーテールの場合は低い位置で束ねて、おだんごの場合はなるべく高い位置で作ってください。
スキューバダイビング中にほどけないように、太くてしっかりとしたゴムを使うのがおすすめです。
長い前髪はマスクと顔の間に挟まる可能性があるので、ヘアピンで留めてください。視界を妨げたり、挟まって痛い思いをしたりすることを防ぎましょう。
日焼け対策は必要?
「スキューバダイビングで海に潜っている間は紫外線を浴びないから、日焼け対策はそれほど必要ない」と考えている方もいるでしょう。しかし、海中にいても紫外線は浴びています。また、海に潜っていない時間もあるため、日焼け対策は必須だといえます。
何も対策をしなければ、日焼けによって肌がダメージを受ける可能性があります。曇りや雨の日だとしても紫外線は降り注いでいるので、日焼けには油断しないように気をつけましょう。
何よりもまずは日焼け止めを塗ることをおすすめします。海に潜って日焼け止めが取れることが考えられるため、ウォータープルーフタイプを選んでください。
また、UVリップクリームを塗って唇も保護しましょう。
もっと詳しく知りたい方は、こちらのコラム「ダイビングでも日焼けはする?全身抜かりのない紫外線対策法を解説!」をご覧ください。
生理中はどうすればいい?
スキューバダイビングは海に潜ることから、生理中の対応について気になる女性は少なくありません。ダイビングをする予定の日と生理日が重なることを、心配している方もいるでしょう。
結論としては、生理用品を活用することで生理中でもダイビングはできます。ナプキンでも潜れますが、海水によって濡れる可能性があるでしょう。
できればタンポンを使ってください。ただし、長時間使い続けるのは衛生的に好ましくないので、潜る度に取り換えることをおすすめします。
なお、生理によって体調が悪くなる場合は無理しないでください。体力を消耗しますし、体を冷やすことにもつながります。生理痛や貧血がひどい時は参加を控えて、回復してから楽しみましょう。
水着のタイプはどれがいい?
ダイビングはウェットスーツの下に水着を身につけます。水着といっても様々なタイプがあるので、どの水着を選ぶか悩む方もいるでしょう。
スキューバダイビングにおすすめの水着は、ビキニかセパレートタイプの水着です。お手洗いで着脱することを考えると、ワンピースタイプは手間がかかるかもしれません。
また、ウェットスーツは体に密着するため、フリル・金具などの装飾やバックルが付いていると肌に食い込む恐れがあります。したがって、なるべく装飾がついていないシンプルなものをおすすめします。
肌の露出が気になる場合は、ウェットスーツ用インナーやラッシュガードを着用しましょう。肌を覆ってくれるため安心感がありますし、紫外線も防げます。また、ウェットスーツの着脱も容易になりますので、とても快適です。
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女性がダイビングスクールを選ぶときに気をつけたいポイント
スキューバダイビングに挑戦してみたい女性が、ダイビングスクールに通うのは少し勇気がいるでしょう。特に1人での参加の場合は、不安を感じやすいのではないでしょうか。
しかし、ダイビングを楽しんでいる女性は多いため、それほど不安に思う必要はありません。
それでも勇気が出ない場合は、女性1人でも参加しやすいスクールを選ぶのがおすすめです。
ここからは、スクール選びで重視したいポイントを3つ解説します。
女性インストラクターが在籍しているかどうか
女性の中には、なるべく同性から指導を受けたいと思っている方もいるでしょう。その場合は、女性インストラクターが在籍・常駐しているかどうかを確認すべきです。
この記事でご紹介した悩み以外にも、様々な疑問や不安が生まれる可能性があります。男性には話しにくい、女性ならではの悩みを持つことも考えられます。
そんな時に女性インストラクターがいれば、気軽に相談可能です。同性からのサポートも受けられて安心です。
また、女性目線でのアドバイスももらえます。
アメニティグッズが用意されているか
プールでの練習の後には、シャワーを浴びたいと思う方が多いでしょう。ダイビングスクールによっては、シャンプーやコンディショナーが完備されているところもあります。髪をしっかりと洗えるので、ヘアケアに力を入れている方でも安心です。
さらに、ドライヤーが付いているところを選べば、手荷物が少なくてとても通いやすいでしょう。
アメニティグッズの種類は事前に確認することをおすすめします。
ダイビングスクールの参加者の男女比
女性がスクールに通う時、スクールの男女比も気になるポイントです。女性インストラクターが在籍していても、受講生が男性ばかりだと通いづらいと感じる方もいるでしょう。
そこで、受講生の男女比については質問しておくのがおすすめです。問い合わせ時に質問すれば教えてもらえます。
女性が多いスクールであれば、1人でも安心して通えます。気の合う人が見つかれば、ダイビング仲間ができるかもしれません。
まとめ
女性がスキューバダイビングをする際には、事前に疑問や悩みを解消しておくことが大切です。すっきりした状態でダイビングに臨むことで、安心してダイビングを楽しめるようになります。
通いやすいスクールを見つけることも重要です。不安や質問があれば、インストラクターに相談してみてください。