ダイビングスタイルにはどんな種類があるの? ダイビングインストラクターがご紹介

更新日:2023.04.12.Wed   投稿日:2021.06.25.Fri

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初心者でも安心して楽しむ事ができる「ビーチダイビング」とは?

初心者でも安心して楽しむ事ができる「ビーチダイビング」とは?

ビーチから波打ち際を通ってエントリーするダイビングスタイルのことで、足が着く浅い場所から少しずつ、水に入っていくため、初心者ダイバーやブランクダイバーでも安全に安心して楽しむことができるダイビングスタイルの1つです。
そのような理由から、初心者ライセンス講習(オープンウォーターダイバーコース)では「ビーチダイビング」を行うダイビングショップがとても多いです。

また、地域によっては「ビーチダイビング」をメインにしているダイビングスポットもあり、代表的な地域では、伊豆諸島(伊豆大島、八丈島、三宅島)や伊豆半島、沖縄本島などがあげられます。

ボートダイビングでは出航時間が決まっているので、その時間に合わせて乗船し出航します。そして、1回目のダイビング、2回目のダイビングと、潜るタイミングも決まっているので、自分のペースでダイビングをすることが出来ませんが、「ビーチダイビング」の場合はビーチをダイバーに開放している時間内であれば、いつでも何時でもダイビングを行うことができるもの特徴の1つです。従いまして、自分の潜りたいタイミングでダイビングを楽しむことができるのです。
また、ボートダイビングの場合は1日最大3ダイブが基本ですが、「ビーチダイビング」の場合は潜る回数に制限もありませんので、たくさん潜りたい方にもおすすめなダイビングスタイルです。

「ビーチダイビング」のデメリットとしては、ビーチで器材を装着して水際(エントリー場所)まで歩いていかなければなりません。
エントリー時、水に入るまでと、エキジット後、水から上がってから、少し体力を使うダイビングスタイルになります。

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沖縄や海外で楽しむためには学ぶべき「ボートダイビング」とは?

沖縄や海外で楽しむためには学ぶべき「ボートダイビング」とは?

ボートから直接エントリーするダイビングスタイルのことです。
ボートの構造上、浅い場所に停泊することが出来ないため、エントリーする場所から比較的、深い場所(深めの水深)になります。(ボートが停泊している場所はダイビングポイントによっても異なりますが、平均して水深8m~10m、深いところでは20m以上のダイビングポイントもあります。) 水底に足を着けて休息することができませんので、「ボートダイビング」の場合は、ボートから水底に向けて、ロープが設置してあることが多いです。足こそ水底に着けることは出来ませんが、浮力を確保した状態でロープにつかまり、水面休息を行うようにしてください。そして、呼吸を落ち着かせて潜降の準備をします。

ロープにつかまりながら潜降を行うことで安心して水底まで行くことができるでしょう。また、浮上時も浮上速度の調整のため、ロープにつかまりがなら行うことを推奨します。
そうすることで安全停止も確実に行うことができるでしょう。

世界中には数多くのダイビングポイントが存在していますが、その全体の約8割が「ボートダイビング」のスポットとも言われており、沖縄だけでいうと9割以上が「ボートダイビング」のスポットなのです。沖縄・海外等、リゾート地でダイビングをすることを目標としている方は「ボートダイビング」のテクニックを学んでおく必要があるのです。

ここまでで「ビーチダイビング」と「ボートダイビング」の特徴をお伝えしましたが、まずは「ビーチダイビング」で基本的なスキルを身に着け、その後、「ボートダイビング」に挑戦するようにしましょう。基本的なスキルが身についていない状態で「ボートダイビング」に挑戦することは、危険が伴い、安全性が欠如する可能性があります。

ダイビングスタイルにはどんな種類があるの?

ダイビングスタイルにはどんな種類があるの?

ここではダイバーはどのような方法(遊び方)でダイビングを楽しんでいるのか!
多くのダイバーは目的を持ってダイビングをしています。
その中でも特に人気のあるダイビングスタイルを4つご紹介いたします。

一番人気のダイビングスタイル!「フィッシュウォッチング」

もともと生物が好きで、熱帯を買っていて、水族館が好きでという理由でダイビングを始める方もたくさんいます。水族館などとは違い、自らも海の中で魚達と同じ環境にいながら、生物を観察することは、とても楽しく癒されるダイビングスタイルの1つです。

神秘的な光景を見に行こう!「地形ダイビング」

主に水中の景色を楽しむダイビングスタイルです。
洞窟の中に差し込む太陽光がカーテンのようにひらひら動く神秘的な景色はダイバーの中でもかなり人気の高いダイビングスタイルです。初心者の方でも楽しめる地形スポットから水深35mの大きな洞窟に入っていく上級者向けスポットまで幅広く存在します。自身のダイバーランクとダイビングスキルに適した地形スポットで楽しむことができるのです。

大物生物との遭遇率大!「ドリフトダイビング」

マンタやイルカ、サメやクジラ、ウミガメなど、自分よりも大きい生物に出会ったときの感動はとても大きいものです。そのような生物は比較的、潮通しの良い流れのある場所に生息していることが多いので、ドリフトダイビングを行う必要があるのです。ドリフトダイビングとは、流れに乗って進み、潜降する場所と浮上する場所が違うダイビングです。比較的高度な技術が要求されるダイビングスタイルなので、中級者から上級者向けのダイビングスタイルなのです。

たくさんの方に水中世界の魅力を伝える事ができる「水中写真ダイビング」

今や、ダイバーの7割以上が水中カメラを持ってダイビングを楽しんでいます。
水中カメラを持っていれば記憶だけではなく、見た生物や景色を思い出として保存しておくことができるのです。昨今ではSNSに水中で撮影した写真を投稿する方も非常に増えており、どんな陸写真よりもインスタ映えを狙えること間違いなしですね!

様々なダイビングスタイルを身に着ける方法とは?

様々なダイビングスタイルを身に着ける方法とは?

上記では、特に人気のダイビングスタイルを4つご紹介しましたが、まだまだ数多くのダイビングスタイルが存在します。

ダイバーは原則、インストラクターから学んだ技術や知識の範囲でのみ、ダイビングを楽しむことができるのです。

例えば・・・PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースでは最大18mまでの深度でダイビングを行うことが出来るのですが、この18mというのは、コース中に18mまでの深度を経験をした場合に限って潜ることができる深度なわけです。
コース中に10mまでの深度でしか経験しなかった場合はPADIオープン・ウォーター・ダイバーのライセンスを持っていたとしても18mまで潜ることができず、10mまでしか潜ることができないダイバーというわけです。

ちなみにあなたはどんな場所で、どんなダイビングがしたいですか?
ダイビングを通して、どんな夢や目標を叶えたいですか?

「石垣島でマンタが見たい!」
「野生のイルカと一緒に泳ぎたい!」
「宮古島で水中洞窟探検がしたい!」
「サンゴ礁が群生した場所で潜りたい!」

上記に限らず、ダイビングをする目的はダイバーによって様々です。

ダイビングという活動は上記のような目的を達成するための手段であり、ダイビングライセンスを取得すること自体が目的ではありません。
だから、ただ単に初心者ライセンスを取得すれば良いというわけではなく、目的を達成するためのダイビングライセンスの取得及び、ダイビング経験をすることが必要なのです。

どのような目的を持っている方でも、まずは初心者ライセンス(PADIオープン・ウォーター・ダイバー)から始める必要があります。
そして、初心者ライセンス(PADIオープン・ウォーター・ダイバー)取得後は、目的別に経験する内容や取得すべきライセンスの種類が異なるわけです。

ダイビング指導団体のPADIでは、目的別に約60種類ものライセンス講習が用意されています。そのライセンス講習のことを「スペシャルティ・ダイバー・コース」と言い、スペシャルティ(SP)インストラクター資格を有するPADIダイビングインストラクターは、各SPコースを開催し、認定することができるのです。

約60種類あるSPコースをすべて紹介することは出来ませんので、ここでは5つに絞ってご紹介いたします。

ピークパフォーマンスボイヤンシー(PPB)・スペシャルティコース

ダイビング中は基本的に水底でも水面でもなく、中層に身体をキープ(中性浮力という)し続けます。しかし、その技術が結構、難しいのです。このコースでは中性浮力のテクニックを集中的に学ぶコースになっています。
サンゴ礁が年々減少傾向にあるという話を聞いたことはありませんか?
サンゴが減少している理由はいくつかありますが、その中でも人的要因が大部分の占めているのです。「人的要因=ダイバー」なのです。
サンゴの減少を食い止めるため、数年前から中性浮力が上手く取れないダイバーは綺麗なサンゴ礁地帯に潜らせない取組み行っています。
沖縄には綺麗なサンゴ礁がたくさんあります。そのサンゴ礁を守るため、またダイバーとして綺麗なサンゴ礁を観察するためにも、中性浮力のスキルをしっかりに身に着けることが大切です。

ボートダイバー・スペシャルティコース

前項で「ボートダイビング」についてご説明しましたが、沖縄や海外でのダイビングスタイルは8割以上がボートダイビングです。このコースではボートダイビングに必要なテクニックのすべてを学ぶことができるコースです。
地域によって、ダイビングボートの種類も様々です。
漁船でダイビングを行う地域もあれば、クルーザーのような豪華なボートでダイビングを行う場合もあり、その種類によってエントリー方法、エキジット方法はもちろん、潜降方法や浮上方法も異なるのです。

ディープダイバー・スペシャルティコース

沈没船を探検したり、洞窟状になった地形を満喫したり、深い場所でしか見ることができない生物で出会えたりと、ディープダイビングには数多くの魅力とロマンが詰まっています。
このコースを受講し、認定を受けることで最大40mまでの深度でダイビングを行うことができるようになります。ちなみに水深40mというのは、レジャーダイビングで潜ることができる最大深度で、インストラクターでも水深40mまでしか潜ることができません。
そんな魅力たっぷりのディープダイビングですが、当然、浅い場所でのダイビング以上に気を付けなければならない点もあります。空気消費量の問題、身体に受ける水圧の問題など、そのような点もディープダイバー・スペシャルティコースで学ぶことができますので、安全にディープダイビングを楽しむことができるようになるでしょう。

ドリフトダイバー・スペシャルティコース

ダイビングは基本的に波や流れがなく、比較的穏やかな環境で潜るのが通常のスタイルですが、このドリフトダイビングでは、あえて流れのある環境を選び、潜るダイビングスタイルなのです。流れがある場所はプランクトンが豊富で、プランクトンを捕食するために小魚が集まります。また小魚を捕食するために大きな魚が集まりますので、魚影が濃く、たくさんの水中生物に出会うことができるでしょう。地域やダイビングポイントにもよりますが、運が良ければ、マグロやイルカ、マンタやジンベイザメなど、ダイバー憧れの生物に出会うことがあるかもしれません。

しかし、流れの中で潜るドリフトダイビングは中級者から上級者向けのダイビングスタイルになるため、スキルアップしてから、是非チャレンジしてみてください。

アンダーウォーターエクスプローラー・スペシャルティコース

ダイビングポイントによってはサンゴ礁や岩礁が入り組んでできた様々な地形ポイント(洞窟、アーチ、ドロップオフ、ホール、クレバスなど)が存在します。このような地形ポイントの中には、自然(太陽)光が届かず、暗い場所も存在しするため、視界が確保できない場合もあるのです。そのような場合は水中ライトで周りを照らして視界を確保したり、バディやインストラクターに合図を送る際は水中ライトを使うこともあるのです。

国内でこのような地形ポイントが多く存在する場所は沖縄県の宮古島です。是非、アンダーエクスプローラー・スペシャルティコースを受講し、宮古島にある様々な地形ポイントでダイビングを楽しんでみてください。

どんなSPコースを受講すれば良いのか?は普段ご利用されているダイビングショップのインストラクターの相談してみてください。

相談の仕方は・・・
「宮古島で洞窟ダイビングがしてみたいのです!」というふうにご相談していただければ、インストラクターがその目標を達成するためのアドバイスと受講したほうが良いSPコースをご提案してくれるでしょう。

私達、マレアのインストラクターは、ライセンス講習(SPコースを含む)を始める前に、必ず、ダイビングを始めようと思ったキッカケやダイバーとして潜ってみたい場所、見てみたい生物など、ダイビングの目標をお聞きするようにしています。
また、ダイビングを始める段階で具体的な目標をお持ちではない方に対しては、動画や写真などを見ていただいた上で、ダイビングの目標を設定するお手伝いをしております。
なぜなら、その目標によって経験した方が良い内容や受講した方が良いコースも異なるからです。

また、ダイビングを始めようと思われたキッカケや目標を実際の形として叶えていただくべく、数多くのSPコースも開催しています。

是非、私達、マレアのインストラクターに夢を叶えるお手伝いをさせて頂ければ幸いです。
私達、マレアのインストラクターは、ライセンス講習(SPコースを含む)※コース詳細へ遷移を始める前に、必ず、ダイビングを始めようと思ったキッカケやダイバーとして潜ってみたい場所、見てみたい生物など、ダイビングの目標をお聞きするようにしています。
また、ダイビングを始める段階で具体的な目標をお持ちではない方に対しては、動画や写真などを見ていただいた上で、ダイビングの目標を設定するお手伝いをしております。
なぜなら、その目標によって経験した方が良い内容や受講した方が良いコースも異なるからです。

また、ダイビングを始めようと思われたキッカケや目標を実際の形として叶えていただくべく、数多くのSPコースも開催しています。

是非、私達、マレアのインストラクターに夢を叶えるお手伝いをさせて頂ければ幸いです。