ダイビングライセンス(Cカード)に種類があるって本当?
更新日:2023.04.12.Wed   投稿日:2021.06.20.Sun目次
ダイビング指導(資格発行)団体に種類があるって本当?
ダイビングショップがCカード(ライセンスカード)講習を行うには、ダイビング指導団体に所属及び加盟し、その指導団体のカリキュラムに準じて、ダイビング講習を実施する必要があります。
ダイビング指導団体には数多くの種類があり、世界で約100団体、日本国内だけでも約30団体もあります。また、数あるダイビング指導団体の中には、ある一部の地域やCカード(ライセンスカード)を取得したダイビングショップだけでしか潜ることができない場所もあるので、これからCカード(ライセンスカード)の取得をお考えの方は、そこを十分に注意しておくと良いでしょう。
ダイビング指導団体で国内はもとより世界で最も大きく、認知度が高いのが、「PADI(パディ)」という指導団体で、全世界のダイバーの約7割はPADIのCカード(ライセンスカード)を取得しています。
日本にも数多く、PADIのCカード(ライセンスカード)を発行できるダイビングショップが存在しています。どの指導団体が発行しているCカード(ライセンスカード)を取得するかは、あなた次第ですが、今後、ダイバーのなった後、国内及び世界の様々な海でダイビングをするには、認知度が高く、数多くの認定実績があるPADIのCカード(ライセンスカード)を取得するのが良いでしょう。
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最初に取得するCカード(ライセンスカード)の種類とは?
ダイビングを始めようと思っているのだけど、何から、どうスタートしたら良いか分からない人も多いかと思います。そのような方のために、まず、最初に取得すると良いダイビングライセンスの種類についてお伝えします。
Cカード(ライセンスカード)の名称は、それぞれのダイビング指導団体によって、呼称が違いますので、前項でもご説明しました、世界で最も大きく、認知度が高いPADIのCカード(ライセンス)の名称を用いて、ご説明いたします。
最初に取得するCカード(ライセンスカード)は【オープン・ウォーター・ダイバー】です。
このCカード(ライセンスカード)を取得すると、最大18メートルまでの水深で潜ることができ、且つ、受けたトレーニングの範囲内であれば、監督なしでダイビングをすることができるようになります。要するに自分たちで潜れるようになる!というCカード(ライセンス)です。
しかし、実際に自分たちで潜るには危険が伴う為、ダイビングショップやダイビングスクールのインストラクターと一緒に潜るのが通常のパターンです。
オープン・ウォーター・ダイバーのライセンス講習では、学科講習、限定水域講習(プール等)、海洋講習を5日間前後の日程を費やし、ダイビングを安全に楽しむための知識とスキルを身に着けていきます。
初めてのダイビングで最も大切なことは、基礎をしっかり身に着けることなのです。基礎をしっかり身に着けていないと、せっかく綺麗な海でダイビングをしても、魚や景色を見る余裕がなく、少し残念な思いをしてしまいます。
基礎をしっかり身に着けるには、何と言ってもプール講習が重要になります。プール講習でしっかり、じっくり練習すると、海でのダイビングに余裕ができ、目いっぱい楽しむことが出来るでしょう。
ここまでの話の中で、どこの指導団体が発行しているダイビングライセンスを取得するのが良いか、また、最初に取得すると良いCカード(ライセンスカード)の種類については、お分かりになりましたね。
しかし、PADIのオープン・ウォーター・ダイバーのCカード(ライセンスカード)を持っていれば、どこの海でも、どんな環境でも、ダイビングが出来るという訳ではありません。
それは、PADIであっても、他の指導団体が発行しているCカード(ライセンスカード)であっても同じことで、ダイビングライセンスには「ランク」や「レベル」が存在しており、ライセンスの種類によって、安全面を考慮した上、様々な制限は設けられています。
ステップアップの為のCカード(ライセンスカード)講習とは?
前項でもお伝えいたしましたが、Cカード(ライセンスカード)の種類によって、様々な制限が設けられており、その制限を解除しない限り、範囲を超えてダイビングをすることは安全上、そして、指導団体が定める基準上、出来ないのです。
現在、あなたがお持ちのCカード(ライセンスカード)、または、今後取得するであろうCカード(ライセンスカード)の制限を改めて確認すると良いでしょう。そして、あなたがこれから、どのような海でダイビングがしたいのか・・・を思い返してみましょう。
結果、あなたのやりたいダイビングがオープン・ウォーター・ダイバーのライセンスで出来るのであれば、ステップアップやランクアップをする必要がありませんが、現在のCカード(ライセンスカード)ランクで、理想とするダイビングが出来ないのであれば、ステップアップをし、制限を解除する必要があるでしょう。
オープン・ウォーター・ダイバー ライセンスの次に用意されているステップアップの為のCカード(ライセンスカード)講習は、【アドバンス・ド・オープン・ウォーター・ダイバー】(以下;アドバンスという)と言います。実はダイビングを趣味としている方の8割以上の方がアドバンスを取得しているのです。
なぜ、8割以上のダイバーがステップアップをし、「アドバンス」のCカード(ライセンスカード)を取得しているかと言いますと、ダイビングを始めようと思ったキッカケを叶えるためなのです。
「ダイビングを始めようと思ったキッカケはなんですか?」と尋ねると、下記のようなお声をよく聞きます。
- 沖縄や海外のリゾートでダイビングがしたいと思ったから
- 海底洞窟や海底遺跡が見たいから
- 野生のイルカと一緒に泳ぎたいから
- 水中写真が撮りたいから
- 深海魚が見たい
など。
あなたがダイビングを始めようと思ったキッカケもこの中になるかも知れませんね。
また、アドバンスのCカード(ライセンスカード)を取得された方に、「なぜ、アドバンスを取得したのですか?」とお尋ねると、下記のような回答がありました。
- 沖縄や海外旅行でダイビングを楽しみたいから
- オープン・ウォーター・ダイバー資格だと潜れる場所に制限が多いから
- 海底遺跡や海底洞窟で潜りたいかた
- 上手く潜れるようになりたいかた
- ダイビング友達が欲しかったから
など。
ダイビングは毎回新たな発見の連続です。アクティブにダイビングをしている方々も毎回違う表情の海に感動しているのです。様々な環境でダイビングを楽しむためは「アドバンス」のCカード(ライセンスカード)講習の受講は欠かせない1つなのかも知れません。
もちろん、ステップアップの為のCカード(ライセンスカード)講習の種類はアドバンス講習だけではなく、スペシャルティ講習やレスキュー講習、ダイブマスター講習、中にはインストラクターまでステップアップする方も珍しくはありません。
ご自身がやりたいダイビングスタイルに合ったステップアップ講習を受講するには、ダイビングショップのインストラクターに聞いて、アドバイスをもらうようにしましょう。
Cカード(ライセンスカード)の種類
Cカード(ライセンスカード)の種類に関わらず、すべてのダイビング講習において、指導団体が定めた講習内容をすべて修了することで、認定を得ることができ、その認定の証として、Cカード(ライセンスカード)が発行されるわけです。
ダイビングに出かける際は必ず、Cカード(ライセンスカード)持参し、ご自身のダイバーランクを証明する必要があります。
万が一、Cカード(ライセンスカード)を忘れてしまった場合、海外では、ほぼ100%の確率でダイビングをお断りされますし、国内でも潜らせてもらえないこともあります。
Cカード(ライセンスカード)はそれだけ大切なものなのです。
だたのカードといえば、それまでですが、そのカードがあなたのCカードランクを証明するものにもなりますし、ダイビングに同行するインストラクターはどこまでの制限であなたを海にお連れして良いのかもわかりません。
また、Cカード(ライセンスカード)の色は通常、青色(ブルー)なのですが、ダイビング指導団体PADIから5つ星ダイビングショップと認定されている場合にのみ、ゴールドのCカード(ダイビングライセンス)が発行され、それは質の高いダイビング講習を受講したという証明にもなり、旅行先でCカード(ライセンスカード)を提示した際もゴールドCカードだと、安心してもらいやすいという点も覚えておいてください。
マレアはゴールドCカード(ライセンスカード)発行可能なPADI加盟店
ダイビングスクール マレアは全国に12店舗あり、そのすべての店舗がPADI加盟店で、5つ星ダイビングショップとして認定されています。(ゴールドCカード発行店)
また、PADIオープン・ウォーター・ダイバーのCカード(ライセンスカード)講習だけではなく、ステップアップの為のCカード(ライセンス)講習の種類も充実しており、開催可能な講習の種類、開催実績はまさに世界TOPレベル。
マレアでは、お客様一人一人に向き合い、アドバイスだけに留まらず、ステップアップ講習のご提案、そして開催に至るまで、フルサポートを行っています。
そのため、Cカード(ライセンスカード)の取得はゴールドCカードを発行しているPADI加盟店であり、ステップアップの為のCカード(ライセンスカード)講習の種類が豊富なダイビングショップで、ダイビングを始める事がベストです。
ダイビングスクール マレア栄店
PADIマスタースクーバダイバートレーナー
店長 津田 智美 (TOMOMI TSUDA)