初心者必見!ダイビングの時に役立つ持ち物リスト
更新日:2024.02.16.Fri   投稿日:2021.09.10.Friダイビングに欠かせない持ち物
ダイビングは、普段体感できない水中世界を楽しむことのできるマリンアクティビティです。そんな非日常感を味わえるダイビングを楽しむためには、欠かせない持ち物があります。
これらの持ち物がないとダイビングができないこともあるので、ダイビングツアーの出発前にチェックリストを確認するようにしておきましょう。
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水着
ダイビングには、水着が欠かせません。実際に潜る時にはウェットスーツやドライスーツを着用しますが、インナーとして水着の着用が必要です。衛生面や肌を守るためにも、必ず水着は持っていくようにしましょう。
男性の場合は、普段から着用しているサーフパンツなどが良いでしょう。水着はインナーとして着用するため、膝までの長さがおすすめです。女性は装飾品の付いていない、セパレートタイプの水着が着脱の際に便利です。
ダイビングで着用する水着については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
着替え、下着
着替えは、ダイビングを終えた後に必要です。自宅や宿を出発する時には服の下に水着を着ていることが多いですが、ダイビングを楽しんだ後は、ウェットスーツや水着を脱いで私服に着替えてからランチを食べたり、車に乗って移動したりします。
また、ドライスーツの時期は水没して下着や靴下が濡れてしまうこともあります。下着は持っていくのを忘れてしまうことがあるので、予備として常にダイビング用のバッグに入れておくとよいでしょう。
また、潜る季節や時間によって、気温の感じ方が違うということも注意しましょう。ダイビングを終えた後は、ずっと水中にいたので体が少し冷えています。たとえ夏であっても、日が落ちた後は寒く感じることもあるので、調整がしやすい服装をおすすめします。
冬は特に寒さを感じるので、すぐに暖まる服を着用しましょう。基本的には来た時と同じ服装になるので特別な着替えは必要ありませんが、潜る季節や時間に合わせた服装を心がけると安心です。
タオル、スポーツタオル
タオルもダイビングには欠かせない持ち物です。スマホやカメラを触る時に海水で濡れた手を拭いたり、カメラを拭いたり、ダイビングを終えた後のシャワーで必要になるでしょう。
シャワー後は全身を拭く必要があるため、バスタオルがおすすめです。しかし、バスタオルはかさばるので、持ち運びが簡単な吸水性のあるスポーツタオル(スイムタオル)でも問題ありません。
利用する宿やダイビングサービスによってはタオルの貸出を行っているところもあるので、事前に確認しておくと当日の荷物を減らすことができます。
海用バッグ、ビニール袋
着替えやタオルを入れるためのバッグもダイビングには欠かせない持ち物です。ダイビング後の水着や器材を入れることを想定し、濡れても問題ないウォータープルーフバッグがおすすめです。ビニール袋でも代用可能ですが、雨を考慮するとファスナーを閉めて密封できるものがよいでしょう。
本格的にダイビングを行っている人向けに、ダイビング専用のバッグも販売されています。収納が多く、小物やダイビング器材を分けて入れられるように工夫されているので、とても利便性が高いといえます。ダイビングに慣れてきたら、専用バッグの購入も検討しましょう。
Cカード、ログブック
Cカードやログブックを所有している人は、ダイビングには忘れないように持っていきましょう。特に、海外のダイビングでは必ず必要になるので覚えておきましょう。もしCカードを忘れてしまった場合、ダイビングショップによってはファンダイビングに参加させてもらえないことも。
Cカードを忘れてしまった場合は、なるべく早めにショップに相談しましょう。Cカードは忘れないように、ログブックと一緒に持ち運ぶことをおすすめします。
Cカード、ログブックはなぜ確認が必要?
■Cカード
Cカードとは、ダイビングライセンスのことです。ライセンスとありますがダイビング用の免許証ではなく、あくまで認定証です。Cカードは、ダイビングに関する「定められた知識と技術」を、「いつ」「どこで」取得したかを証明します。
そして、Cカードはダイバーの知識や技術を永久的に保証するものではありません。前回の取得時期から大きく時間が空いた場合は、再トレーニングが推奨されています。どれくらい間が空いているかを確認することも必要なのです。
思わぬ事故を防ぐためにも、常に知識と技術を磨きながら、ダイビングを楽しむことが大切です。
■ログブック
ログブックは、ダイビングの記録を残しておくための日誌です。ダイビングをした日付や場所、さらに潜水時間や水温、ウエットスーツの種類やウエイトの量なども記録しています。
ログブックにこれまでのダイビング記録があると、初めてのインストラクターでもその人がどのようなダイビング経験があるのかがすぐにわかります。例えば「ウエイトが重すぎるな」「空気の消費量が早いな」ということもログブックのデータで分かるのです。
インストラクターはログブックに記載されている記録からダイビングスキルを判断して、レベルに合ったダイビングスポットに連れて行くことができます。
ログブックは、自分のこれまでのダイビング経歴をすべて記録している大切なものです。ダイビングに行く際は、Cカードと一緒に忘れず持っておくようにしましょう。
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ダイビングにあると便利な持ち物
ここからは、必須ではありませんが、あるともっとダイビングを楽しめる便利な持ち物をご紹介します。
必要に応じて道具を揃えて、持っていくようにしましょう。
自分専用のダイビング器材
本格的にダイビングをハマってきたら、マイダイビング器材があると便利です。レンタルだと、どれが自分のものか分からなくなったり、操作方法が分からなかったりすることがあります。自分に合ったマスク、フィン、レギュレーターなどを購入しましょう。
マイダイビング器材を持っていると、自分の体にフィットするので、より快適にダイビングを楽しめます。好きなカラーやデザインを選ぶことで気分もよくなるでしょう。写真映えもするのでよりダイビングが楽しくなります。
ダイビングが初めての人や体験ダイビングの方は、ダイビングショップでレンタル器材が用意されているので必須の持ち物ではありません。
日焼け止め、サングラス、帽子
ダイビングは紫外線の届かない水中を楽しむマリンスポーツですが、ダイビング前後や水面では日焼け対策が必要です。特に水面やビーチでは太陽光の反射により紫外線吸収量が増えて日焼けをしやすくなります。
また、日焼け防止のためだけではなく、熱中症にならないためにも紫外線防止アイテムは有効といえるでしょう。
日焼け防止アイテムとしては、日焼け止めやサングラス、帽子などがあります。日焼け止めを体に塗る場合は、サンゴに悪影響を与える可能性があるので、「サンゴにやさしい日焼け止め」や「環境に配慮した日焼け止め」を使用してください。
ダイビング中はウェットスーツで肌が隠れていても、ダイビングを終えてスーツを脱いだ後に紫外線に晒される可能性もあります。そのため、日焼け止めはまんべんなく全身に塗るようにしましょう。
紫外線は目から多く吸収されるので、サングラスも有効です。また、ダイビング器材を準備している時などに日差しをさえぎるために、つばのある帽子やハットをかぶるのもよいでしょう。
酔い止め
沖縄や海外のダイビングではボートダイビングが主流になるので、船酔いが心配な方は酔い止めが必須です。
また、伊豆や和歌山でのビーチダイビングでも、水面でプカプカ浮かんでいる時や泳いでいる時に波に揺られて「波酔い」をしてしまうことがあります。
船酔い同様、気持ち悪くなってしまうとせっかくのダイビングが中止になってしまうかもしれないので、朝イチや休憩中に酔い止めを飲んで予防しておくとよいでしょう。
防水カメラ、防水ケース
ダイビング中に水中写真や動画を撮りたい方は、潜る水深の水圧に耐えられる防水機能がついたカメラを持参しましょう。コンパクトデジタルカメラやアクションカメラは防水機能を備えていることが多いですが、水深が10m程度までのものもあります。
防水機能をもったハードケースや専用の防水ケースにカメラやスマホを入れると、ダイビングで潜る水深でも水中写真撮影が可能です。
防水カメラを持っていると、よりダイビングを楽しむことができるはずです。防水ケースも使って、ダイビング中のたくさんの素晴らしい景色をカメラに収めてみましょう。
モバイルバッテリー
1日に3回のダイビングをしていると、途中でデジタルカメラのバッテリーがなくなってしまうことがあります。ランチ休憩中に充電ができるよう、モバイルバッテリーがあると便利です。
また、ダイビング後にログブックを記入していて、撮った写真をスマホにダウンロードしたり、動画を見ていたりするとバッテリーの消費が速くなります。帰る頃にはスマホのバッテリーがなくなってしまい、suicaが使えない…!なんてことにならないよう、充電ができると安心です。
予備のコンタクトレンズ
ダイビングはマスクをしているため、コンタクトレンズをつけることが可能です。ダイビング中にコンタクトを使用する場合は、1Dayの使い捨てコンタクトレンズを使用しましょう。
海水には微生物や細菌など、目には見えないものがたくさん含まれており、もし海水が目に入ると、それらの微生物や菌が目に入り込んでしまう恐れがあります。そのため、ダイビング後にコンタクトを入れ替えられるよう、新しいコンタクトレンズを持っていきましょう。
シャンプー、トリートメント
ダイビングをすると、髪の毛が海水でごわごわしてしまいます。特に女性ダイバーにとっては、髪の毛へのダメージはできるだけ避けたいものです。ダイビング後の髪のダメージを抑えるために、トリートメントやヘアオイルを持参することをおすすめします。
また、ダイビングサービスにはシャワーが設置されていることがほとんどですが、シャンプーなどのアメニティグッズが置いていないことがあるので持参しておくと安心です。
化粧品、化粧水
ダイビング中は、海水でどうしてもメイクが落ちてしまいます。海への化学物質流出による環境汚染という観点からも、メイクが流れ落ちることはあまり好ましくありません。そのため、女性ダイバーはなるべくノーメイク、もしくはウォータープルーフの化粧品を使用しています。
もしダイビング後のすっぴんが気になる方は、化粧品を持参しておくと良いでしょう。ダイビングサービスにパウダールームが併設されていることもあるので、ダイビング後にメイクして、ランチやお出かけを楽しみましょう。
また、ダイビング後は海水と紫外線による日焼けで肌が乾燥したり、火照ったりしていることがあります。男性ダイバーも、化粧水やアロエジェルなどでお肌のトラブルを防ぎましょう。
感染症対策に必要な持ち物
マスクの予備、使い捨てマスク
船の波しぶきで濡れてしまったり、突然雨が降ってきて濡れてしまったり、海ではマスクが濡れてしまうことがよくあります。そのまま濡れたマスクをつけていると息苦しかったり、不衛生だったりするので、予備のマスクを必ず持っておきましょう。普段使いのリュックに入れているとすぐに取り出せないので、海用の小さなバッグに入れておくと便利です。
マスクケース
海に潜るときはマスクを外すので、外したマスクが風で飛ばされてゴミになったり、自分のマスクがどれか分からなくなったりしないように、マスクを入れるケースや海用の小さなバッグを用意しましょう。特にボートダイビングはスペースが限られていてマスクの置き場所に困るので、日焼け止めや曇り止め、タオルを一緒に入れられて、邪魔にならない大きさのウォータープルーフバッグがおすすめです。
除菌シート、除菌スプレー
ダイビングとダイビングの合間にランチ休憩を取ることがありますが、外でお弁当を食べる時など、手洗い場が近くにないことも多いです。海用バッグの中に除菌シートやウェットティッシュを入れておきましょう。消毒用のジェルやスプレーも小型のものを一緒に用意しておくと便利です。意外と持ってきている人が少ないので、一緒に潜っているダイバーに配ってあげると好感度アップ!
体温計
宿泊を伴うダイビングツアーでは、健康チェックのために毎朝の体温測定が重要です。ダイビングショップによっては毎日書類への体温記入を義務付けていることも。共有できる非接触型の体温計よりも、自分用に脇下で測れるタイプの体温計があると便利です。
緊急時に役立つ持ち物
緊急連絡先リスト
ダイビングでは山を越えたり、島へ渡ったりと携帯電話の電波が届かない場所へ行くことが多いです。万が一、交通事故に巻き込まれたり、車や船に置いていかれたり、スマホをどこかに忘れたり落としてしまった時のために、家族やバディ、ダイビングショップの連絡先が書いた紙を財布などに入れておきましょう。
健康保険証、お薬手帳
ダイビング中に怪我をしてしまったり、急な発熱で旅先の病院に通ったりすることもありますので、健康保険証は必ず持っておきましょう。お薬を処方されることもあるので、お薬手帳を持っている方は合わせて用意しましょう。万が一、財布と一緒に運転免許証を落としてしまった場合に健康保険証が身分証明証になるので、運転免許証とは別で持っておくと安心です。
予備のクレジットカード
財布やスマホを落としてしまったり、宿に忘れてきてしまったりした時に、昼食やおみやげを買うのに困ることがあります。バディやインストラクターにお金を借りるのも気まずいので、普段あまり使っていない2枚目のクレジットカードなどがあれば、海用バッグにCカードやログブックと一緒に忍ばせておくと便利です。
まとめ(チェックリスト)
ダイビングには、水着やタオル、Cカードやログブック以外にも、日焼け止めや酔い止めなどあると便利なものがたくさんあります。最後にチェックリストを用意したので、スクリーンショットして使用していただければと思います。
ダイビングに欠かせない持ち物
□水着
□着替え(下着)
□タオル(スポーツタオル)
□海用バッグ、ビニール袋
□Cカード・ログブック
ダイビングにあると便利な持ち物
□ダイビング器材
□日焼け止め、サングラス、帽子
□酔い止め
□防水カメラ、防水ケース
□モバイルバッテリー
□予備のコンタクトレンズ
□シャンプー、トリートメント
□化粧品、化粧水
感染症対策に必要な持ち物
□マスクの予備、使い捨てマスク
□マスクケース、防水バッグ
□除菌シート、除菌スプレー
□体温計
緊急時に役立つ持ち物
□緊急連絡先リスト
□健康保険証、お薬手帳
□予備のクレジットカード
慣れないうちのダイビングには、持ち物の不安がつきものです。しかし、ダイビングに役立つ物を持っていると、よりストレスなく水中世界を楽しむことができます。
これらの持ち物を揃えて、快適なダイビングを楽しみましょう!