ダイビングショップとダイビングスクールの違い
更新日:2023.04.12.Wed   投稿日:2021.06.23.Wedダイビングショップの種類
日本国内には約2000件ものダイビングショップがあり、ダイビングショップによって、その規模は様々!オーナーが1人で営業している小規模なダイビングショップもあれば、複数店舗を支店に持ち、大規模で営業をしているダイビングショップもあります。
これからダイビングを始めようと思っている方は、パソコンやスマホを使って、ダイビングショップを検索し、「どこのダイビングショップで始めようかな?」なんて、ショップ探しをしている方も多いのではないでしょうか?
一般的にダイビングショップでは「ライセンス(Cカード)講習」、「ダイビングツアーガイド」、「ダイビング器材の販売」この3つのサービスを提供しているショップが多い中、上記1つのサービスしか、実施していないショップもあれば、上記2つのサービスを提供しているショップ、3つすべてのサービスを提供しているショップもあります。
ダイビングショップでどのようなサービスを受けたいのかによって、利用ショップは変わってくるでしょう。
ライセンス(Cカード)講習
これからダイビングを始める方に、ライセンス取得の為の講習、またダイバーの方に向け、スキルアップやランクアップの為のライセンス講習を実施しています。
ライセンス講習を実施するには、ダイビング指導団体に加盟する必要があり、ショップによって加盟しているダイビング指導団体は様々です。実は日本国内だけでも約30団体ものダイビング指導団体があるのです。PADI(バディ)、NAUI(ナウイ)、SSI(エスエスアイ)、BSAC(ビーエスエーシー)・・・ このような団体名を聞いたことがある方、または、ロゴマークなどを見たことがある方もいるのではないでしょうか?
実はCカード協議会(ダイビング認定の最低基準を定めている組織)に加盟している指導団体だけでも13団体あるのです。
ダイビングツアーガイド
ファンダイビング(ダイビングライセンスを持っているダイバーが参加する活動)に参加するダイバーに水中ガイドを実施しています。またダイビングショップによっては、地元以外のダイビングエリアに行くツアー(遠征ツアー)を企画、そして、参加者を募集して引率する、旅行添乗員のような役割もしています。
ダイビング器材の販売
これからダイビングを始める方や、すでにダイバーの方を対象にダイビング器材を販売する販売員としての役割も担っています。
ショップとスクールの明確な違いは何?
インターネットで検索すると、たくさんのダイビングショップを目にすることが出来ます。または職場や自宅の近所にダイビングショップがあって、興味本位で少し覗いてみたことがある方もいるのではないでしょうか?
店名の前後に「ダイビングショップ」「ダイビングスクール」「ダイビングサービス」など、様々な表記を用いていることにお気づきの方もいるかも知れません。
マレアの場合は「ダイビングスクール マレア」
ダイビングショップとダイビングスクールは何か違うの?ダイビングスクールとダイビングサービスでは何か違うの?と疑問をお持ちの方もいらっしゃいますので、解説いたします。
先程の項でもお伝えいたしましたが、ダイビングショップが提供するサービスは主に「3つ」あります。その3つのサービスの内、どのサービスを主として提供しているかによって、「ショップ」「スクール」「サービス」を使い分けているように思われます。
「ライセンス(Cカード)講習」を主として提供しているダイビングショップは “ダイビングスクール” 「ダイビングツアーガイド」を主に提供しているショップは “ダイビングサービス”、「ダイビング器材の販売」を主としているショップは “ダイビングショップ”と表記しているところが多いように思われますが、実際のところ、明確な違いはなく、ダイビングショップでもライセンス(Cカード)講習を実施しているお店もありますし、ダイビングスクールでも、ダイビング器材の販売を行っているお店も数多くありますので、あくまで参考程度にして頂ければと思います。
ここのダイビングショップはどんなサービスを提供しているのかな?など、詳しく知りたい方は、そのお店のホームページを見るか、もしくは直接聞いてみてると良いでしょう。
都市型と現地型の特徴
日本という国は世界で唯一、首都から、たったの3時間で “ 熱帯エリアでのダイビング ” から、“ 流氷下でのダイビング ” までができる、非常に珍しい島国です。
この日本という国の環境を活かし、主に2種類のダイビングショップ形態が存在しています。
現地型ダイビングショップ
沖縄などの各離島を中心に多く存在するダイビングショップで、特徴は何と言っても、ショップから数分のところにダイビングエリアがあり、そのダイビングエリアをホームとしてダイビングサービスを提供しています。
現地型ショップでライセンスを取得するメリットは短期間でライセンスが取得できるところにあります。旅行中にすべての講習を受講し、旅行を終えるときには、すでにライセンス保持者になっているという点です。
特に急いでダイビングライセンスを取得したい方は、リゾート(現地)型ダイビングショップを利用し、一気に取得する方法が良いでしょう。
しかし、その一方で、旅行は期間が2泊や3泊と限られている為、短時間詰込み型での講習となり、じっくりと時間をかけて講習を行うことはできません。
また、朝から夕方まではダイビング講習に費やされると思っておいた方が良いですし、かなりタイトなスケジュールになることをご理解した上でご受講されると良いでしょう。
また、体調不良などが原因で旅行期間中にすべての講習を終えることが出来なかった場合は再度、旅行を計画し、再来店することになる可能性もあります。その場合、二重に旅費がかかってしまうリスクは回避できません。
沖縄の海、リゾートの海は魚もいっぱいで透明度も良く、ダイバー憧れの海です。ライセンス講習で潜るよりも、ダイバーになってから潜った方が、リゾートの海を満喫できることは間違いないので、可能ならばダイバーになってから、リゾート(現地)型ダイビングショップを利用し、ダイビングツアーに参加することをオススメします。
都市型ダイビングショップ
都市型ダイビングショップとは、都市部に存在するショップで、ライセンス講習を受講するのに最適な環境と言えるでしょう。
都市型ダイビングショップでライセンスを取得するメリットは身近にダイビングショップがあり、ダイビングについて、相談ができるインストラクターがいるところです。また、受講方法も現地型ダイビングショップとは異なり、学科講習・プール講習・海洋講習をすべて分割して受講することもできるところのが、都市型ダイビングショップの特徴です。
例)平日がお仕事で週末がお休みの場合…
- ・学科講習 :8/23(土)、8/24(日)
- ・プール講習:8/31(土)、9/1(日)
- ・海洋講習 :9/15(土)、9/16(日)
といったように数週間や数か月にわたって受講することも可能なので、お忙しい方でも期間や時間を気にせず受講できるといったメリットもあるでしょう。
しかし、講習費用については現地型ダイビングショップに比べて、やや高くなることが一般的です。しかし、リゾートへ行くには旅費が必要ですが、都市型ショップを利用する際に当然、旅費は必要ありません。
マレアはこんなダイビングショップ!
マレアは都市型ショップ8店舗、現地型ショップ4店舗を展開しているダイビングスクールなので、他のダイビングショップには出来ないような組み合わせでダイビングライセンスを取得することも可能!
例えば、学科講習のみ都市型ショップで受講し、海洋講習はリゾート型ショップで受講するなど、良いとこ取りができちゃうんです。「沖縄に行ってまで学科のお勉強をしたくない!」ですよね?笑 また、リゾート型ショップですべての講習を受講する予定だったが、台風などの影響で全ての講習を終える事が出来なかった場合には、残りの講習部分を都市型ショップで実施するなど、マレアの支店をうまく利用しながらダイビングを続けていくことも可能です。
ダイビングライセンスを取得するには、都市部にもリゾートにもショップがある、マレアのようなダイビングショップの方が、安心して快適にダイビングライフを続けていくことができるでしょう。
ダイビングスクール マレア名駅店
PADIマスター・スクーバ・ダイバー・トレーナー
店長 岩城 ぬくみ (NUKUMI IWAKI)