ダイビング初心者でも楽しめる!体験ダイビングで海の中を満喫しよう
更新日:2024.01.16.Tue   投稿日:2024.01.15.Mon目次
スキューバダイビングはきれいな景色や非日常の世界を楽しむことができます。テレビやYoutubeなどの動画などで、ダイビングを始めてみようと思ってる方も多いのではないでしょうか?
しかし、いきなりダイビングを始めようと思ってもどのように始めたらよいのかわからないことも多いでしょう。このコラムでは、初心者、未経験者でも楽しめる体験ダイビングとその注意点や楽しむコツを解説します!
※この記事2021年6月27日に公開されたものを随時最新情報に更新しています。
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ダイビングの種類について知ろう!初心者へのおすすめとは?
まずはダイビングにはどのような種類があるのかを知りましょう。簡単に3種類のダイビングを紹介します。
スキンダイビング
シュノーケリングで使用するマスクとシュノーケル、フィンの3点セットを使って、気軽に海の中を潜って楽しむ「素潜り」のこと。泳力や息こらえ、耳抜きなど自分の力でダイビングをすることから、複雑な器材を使用するスキューバよりも、運動志向の方が好む傾向があります。
フリーダイビング
同じ素潜りでも「より深く、より長く」潜ることに特化したダイビング。水の抵抗を最低限にするための特殊なマスクやウェットスーツ生地、カーボン製のロングフィンなど専用の道具を使い、プールで息こらえ時間を競ったり、水平距離に一息で泳げる距離を競ったり、競技としても楽しめます。
スキューバダイビング
SCUBAは「Self Contained Underwater Breathing Apparatus」の略で、日本語では「自給式の水中呼吸装置」という意味です。空気などのガスを充填したタンク(シリンダー)と浮力調整具のBCD、圧力を調整して最適な呼吸量を供給するレギュレーターの3つをスキューバとして使用し、海の中を長時間楽しみます。
上記の中でもスキューバダイビングは、さらに「体験ダイビング」「ファンダイビング」「ライセンス取得コース」に分かれます。
【関連記事】ダイビングのライセンスとは?ライセンスの違いとおすすめのスポットを紹介
ここからは、ライセンスを持ってなくても参加できる体験ダイビングについて紹介します。
体験ダイビングとは?
体験ダイビングというのは、ダイビング初心者でも参加可能なダイビングの体験ツアーのことです。主にリゾート地で実施されており、インストラクターから説明を受けた後に、実際に海に潜ります。
器材の使用方法はもちろん、呼吸法や耳抜きの方法などの基本を教えてもらいながら参加できるため、ダイビング初心者の方も安心できるでしょう。
体験ダイビングでは、最大12mの深さまで潜れます。ただし、初めての方の場合は5~8mの深さまで潜る場合がほとんどなので、安心してください。
「Cカード」というライセンスが存在します。Cカードを取得すれば、より深く潜ったり海中散歩を楽しんだりできる、ファンダイビングに参加可能になります。1度きりではなく、長くダイビングを楽しみたいと考えている場合は、取得を検討してみてください。
ライセンス取得講習の参加条件は、体験ダイビングの参加条件と同じケースが多いです。学科講習やプール講習、海洋実習など、およそ4~6日程度のプランが一般的です。
体験ダイビングは初心者でも楽しめる?
ダイビングと聞くと、ハードルが高いと感じる方もいるでしょう。本当に初心者でも楽しめるのか、不安に思う方も少なくありません。体験ダイビングは、初心者でも本当に楽しめるのでしょうか。
体験ダイビングでは、インストラクターがしっかりとサポートしてくれるため安全です。初心者の方でも、問題なく安心してダイビングを満喫できるでしょう。
実際に海に潜る際には、安全のために2人1組のバディシステムがとられるため、独りになる心配もありません。水や海に慣れていなくて不安な場合は、インストラクターに相談しましょう。
ただし、安心して楽しめるよう、事前の説明や注意事項はしっかりと聞き理解することが重要です。また事前の講習は集中して受けましょう。
参加するかどうか検討すべき人
体験ダイビングは初めてのダイビングでも安心して参加できますが、どうしても不安な場合は無理をしないようにしましょう。
呼吸器や耳鼻咽喉などに病歴がある方や、高血圧など持病のある方などは、事前に医師に相談してください。診断書が必要になるケースもあります。また、妊娠中の方や体調が悪い方は参加できません。
体験ダイビングで必要なもの
ダイビングで必要な器材やウェットスーツなどは、基本的にレンタルできるので、持ち物は水着やタオル、着替えなどを準備しましょう。ただし、指示がある場合は従ってください。
なお、ダイビング後は化粧が落ちやすいので、化粧直しのアイテムがあれば安心です。
ウェットスーツの下に着る水着について
ウェットスーツの下には水着を着用します。ウェットスーツは体に密着するため、なるべくシンプルで装飾のないものがおすすめです。
女性の場合は、スカートやパレオなどのボトムスは避けましょう。ビキニの場合は、あまり金具がないものが適しています。
男性の場合は、裾が短めのサーフパンツやスパッツタイプの水着がおすすめです。
日焼け予防として、ラッシュガードを着ても問題ありません。体型カバーや怪我の防止といった効果もあります。
【関連記事】ダイビングに適した水着選び|男女別に解説
体験ダイビングの年齢制限や所要時間は?
年齢制限
体験ダイビングは、健康な方であれば基本的には誰でも参加できます。しかし、世界最大のダイビング指導団体であるPADIでは、ライセンスを取るために10歳以上という年齢制限を設けています。これは、水圧が成長期に与える影響を考慮しているためです。
ダイビングには下限の年齢はありますが上限はありません。10歳以上であれば何歳からでもダイビングを始めることができます。健康であれば60歳でも70歳でも参加でできるというわけです。
しかし、ダイビングには体調管理が重要です。自身の年齢を加味して、ダイビングに適した体調管理をする必要があります。
所要時間
所要時間は2時間半~半日くらいと各ツアーにより異なります。スケジュールに合わせて、最適なツアーを選んでください。
静岡県の伊豆半島ではプールで練習してからビーチでダイブする場所があります。また、沖縄県のリゾートホテルでは、ホテル内のプールで練習してからボートでダイブすることもあります。
それぞれ、所要時間やスケジュールが異なりますので、事前に確認しておきましょう。
体験ダイビング当日の流れ
体験ダイビングに興味がある場合、実際の流れを事前に知っておきたい方が多いでしょう。ここからは、体験ダイビングの一般的な流れを、簡単にご説明します。
申し込み・健康チェック・レクチャー
体験ダイビングは、旅行中に参加する場合は事前に予約しておきましょう。申し込みの前には、年齢や日程など参加できる条件を確認してください。
当日は、体調や健康状態などの確認があります。問題がなければ、スキューバダイビングの基本知識についてのレクチャーがあります。
レクチャーはおよそ1時間程度で、特に指示がない場合は事前に水着を着ておくとその後の着替えや準備がスムーズです。
器材の装着
レクチャーを受けて基本知識を身に付けた後は、ウェットスーツを着て器材を装着します。器材はタンクやウエイトなど合わせて20kg程あるため、転んだりしないように注意してください。
器材の装着が済んだら、まずは浅瀬や水面などで、インストラクターが基本的なスキルを教えてくれます。落ち着いて説明を聞きましょう。
なお、ビーチから海に入る場合と、ボートで潜る位置まで移動する場合があります。ツアーによって異なります。
いざ海の中へ
浅瀬できちんと呼吸ができることが確認できたら、いよいよ海の中に入ります。場所によりますが、海底まで繋がったロープにつかまりながら、ゆっくりと入るケースが多いです。
水中に入る時は、鼻をつまんで耳抜きをすることを忘れないようにしましょう。最初は緊張するかもしれませんが、慣れてくると海の美しさや生き物たちをゆっくりと見て楽しめるようになります。リラックスして、ダイビングでしか感じられないような感覚を味わってください。
体験ダイビングでの注意点、初心者にありがちなミスとは?
体験ダイビングは、インストラクターの指示に従って落ち着いて参加すれば初心者でも楽しめます。しかし注意事項は、事前に確認し慌てないようにしましょう。
急浮上による減圧症
水中から急浮上することで、減圧症になることがあります。減圧症というのは、水中での呼吸時に体内組織に溶け込んだ窒素が過剰に残ることで起こる症状です。通常は、陸地に浮上した際に窒素が排出されるため問題ありません。しかし、急浮上することによって、排出の速度が追いつかなくなることが原因です。
したがって、ダイビング中にハプニングが起こったとしても慌てず冷静に行動することが大切です。
指示を守るようにしよう
初めての水中体験に感動して、ついついインストラクターから離れて泳いでいってしまう方が時々います。体験ダイビングでは、器材や参加者にトラブルがあった時にすぐに助けられる位置にインストラクターがいることが必須です。講習を受けていないと自分で対処することが難しく、時には水中で溺れて命を落としてしまうこともあるので、「待ってて」などの指示を必ず守りましょう。
岩場などで手を切らないようにしよう
動きづらいウエットスーツに身を包んで、揺れる海の中で10kg以上ある慣れない道具を装備して自由に動くことはとても困難です。水中でバランスを取るために岩やロープを掴むことがありますが、ギザギザの貝が付着していたり、小さな穴にトゲトゲのウニが住んでいたりして、手袋を貫通して怪我をすることがあるので気をつけましょう。
ダイビングした日は飛行機に乗れない
ダイビングをした日は、少なくとも18~24時間以上経過しなければ飛行機に乗れません。なぜなら、体内に窒素が残ったまま飛行機に乗ると、減圧症の発症リスクがあるためです。急浮上をした時と同じ状況になってしまうため、ダイビングのスケジュールはよく考えて決めましょう。
ダイビング初心者が意識したほうがいい体験ダイビングのコツ
ダイビング初心者やはじめてのダイビングを計画中の方は、いろんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。ここからは初心者の方でも体験ダイビングを楽しむためのコツをお伝えします。事前にしっかりダイビングのコツを予習して水中での楽しい思い出を作りましょう。
1.エントリーの方法を復習する
ダイビング初心者の場合、いざ海を目の前にすると緊張してしまうことがあります。体験ダイビングを楽しむため、不安な場合はエントリーの方法やポイントをしっかり確認しておきましょう。エントリーの方法は大きく分けて2つの方法があります。
- ボートエントリー
船から海へ直接入水する方法です。小さな船の場合、重い器材やタンクを背負って船をまたぐより、座った状態から背後へと落ちるバックロールの方が楽に入水できます。大型船の場合は、バックロールではなく立ったまま海に踏み出す形で一歩前にでてエントリーします。 - ビーチエントリー
砂浜から歩いて入水する方法です。フィンを持って歩いてエントリーし、腰程度の深さにまで到達したら水中でフィンを装着します。場所によっては岩場から歩かずにエントリーできる場合もあります。
2.落ち着いて呼吸する
ダイビング中の呼吸は鼻ではなく、レギュレーターという呼吸器を使って口で呼吸をします。初心者の場合、普段の鼻呼吸に慣れているため口呼吸しにくい場合があるでしょう。海の中では緊張と焦りから呼吸が浅くなったり、無意識に鼻呼吸をしたりしてトラブルにつながることもあります。浅く早い呼吸は体力が奪われ、エアーの消費が早くなってしまうため、落ち着いて呼吸することが大切です。水中に入る前に陸上で何度も練習し、口呼吸の感覚を覚えるようにしましょう。
3.姿勢を意識してバランスをとる
ダイビングは重い機材を装着して水中でバランスを取る必要があります。初心者はうまくバランスが取れず、バランスを崩して仰向けにひっくり返ってしまうなどの悩みを持っている方も多いでしょう。以下のポイントを意識すると水中でのバランス感覚は大幅に改善されます。
- ウエイト(重り)は必ず自身の体重に適したものを使用する
- 背負っているタンクが背骨の真上に来るように左右のバランスを保つ
- 水面付近では足が前に上がって仰向けにならないように立ち姿勢を意識する
- 泳ぐ際の基本姿勢はうつ伏せをキープし、目線を進行方向に向ける
- 移動時は両手を左右対称の位置でキープする
4.耳抜きを忘れない
水中では水圧で鼓膜が圧迫され、耳が痛くなります。また、耳が痛くなる水深は人それぞれですが、水圧が強くなるほど耳が痛くなる確率が高くなることを覚えておきましょう。
少しでも耳に違和感があればすぐに耳抜きをする必要があります。耳抜きをしないと、ダイビングを続けられないほど痛みが出てしまいます。場合によっては鼓膜が破れたり傷つけたりしてしまうため注意しましょう。水中での耳抜きの方法は以下の通りです。
- マスクの上から鼻をつまんで鼻をかむ真似をする
- 唾をのみこむ
- 水面に近づいて浅いところへ移動する
※耳抜きの詳しい解説は下記コラムをご参照ください。
苦手な方必見!ダイビング時の耳抜きのコツと方法を解説
5.周りを見て景色を楽しむ
ダイビング初心者は緊張してしまい、バランスを取ることに必死になってしまう場合があります。緊張のあまり視野が狭くなってバディを見失う危険性もあるため、できるだけ広い範囲を見るようにしましょう。いろいろな方向を見て景色を楽しむことで、水中における非日常感をより楽しめます。
6.トラブルの対処法を頭に入れる
水中ではいつ何が起こっても冷静に対処できるようにしましょう。ダイビング中によくあるトラブルとその対処法をご紹介します。
①足がつったら?
足がつる主な原因は体の冷えや水分不足です。水中の温度が低いと体が冷えて筋肉が硬くなってしまうため、自身の体調やその日の水温を考慮して十分な対策を取るようにしましょう。
- 水中に入る前にしっかりとストレッチする、水分補給を十分にしておく
- 足がつってしまったらウェイトベルトを外して少しずつ筋肉を伸ばす
- 痛みが引かない場合はむりせず浮上する
②フィンが脱げたら?
フィンが脱げてしまうトラブルはダイビング前の確認をしっかり行うことで防げます。ダイビングに慣れてきても装備の確認は怠らないようにしましょう。ストラップが脆くなって切れそうではないか、装着時にしっかりと履き口は閉まっているか確認することが大切です。
③マスクに水が入ったら?
マスクは装着の仕方が悪いとダイビング中に海水が入ってきてしまいます。他者とのコミュニケーションが取りづらい水中でのトラブルは一人で対処しなければなりません。パニックにならないよう、マスクを装着する際は以下の点に注意しましょう。
- 髪の毛がマスクと顔の間に挟まらないようにする
- マスクのストラップはねじれないように耳より上にかける
- マスクの締め方が緩いと曇ってしまうため、緩すぎないようにピッタリと装着する
- 水中では鼻呼吸をしない
万が一、マスクに水が入ってしまっても慌てず以下の方法で対処しましょう。
- レギュレーターで息を吸い込んで止める
- マスクのフレーム上部を軽く均等に抑え、水の排水口をつくる
- の姿勢のままうつむき、鼻から息をゆっくり吐きながら顔をあげて水を出す
7.余裕があれば!写真写りを意識する
体験ダイビング中はインストラクターが写真を撮ってくれる場合があります。気持ちに余裕があれば水中での写真写りも意識してみましょう。思い出に残る写真を撮るコツは以下の通りです。
・つり目にならないよう、マスクのストラップをきつくしすぎない
・泳いでいる最中の撮影は両手を大きく広げる
・写真を撮る際は息を吸い、泡が出ないようにする
・長い髪はできるだけまとめて水中で広がらないようにする
体験ダイビングができる場所
では、体験ダイビングはどのような場所でできるのでしょうか。ここからは、体験ダイビングができる場所を、4つご紹介します。
沖縄などの国内リゾート地
国内でも、沖縄や奄美大島などで体験ダイビングが実施されています。温かくて海もきれいで、ダイビングにはぴったりな場所なのです。
体験ダイビングを実施しているショップやスクールも多いため、初めて参加される方におすすめです。
海外のリゾート地
海外のビーチリゾート地でも体験ダイビングが実施されています。ハワイやモルディブ、フィリピンやメキシコなど、選択肢は幅広いでしょう。その地域ならではの生き物と出会うことができます。
言語が不安な場合は、日本語が話せるインストラクターがいるショップを選びましょう。
都心から近い海
リゾート地に行かなくても体験ダイビングはできます。たとえば、伊豆半島や房総半島などであれば、都心からもアクセスしやすくて便利でしょう。
夏場は水温が高めで、初心者でも比較的チャレンジしやすいです。
泳ぎが苦手な人におすすめのプール
いきなり海に潜るのは不安という方には、プールでの体験ダイビングがおすすめです。ダイビングプールのあるホテルや、ダイビングショップ、スクールなどで開催されています。
プールで水に潜る感覚を掴んでから、海にチャレンジしてみるのもいいでしょう。
体験ダイビングについてのよくある疑問
体験ダイビングが初めての場合、さまざまな疑問が生じるでしょう。疑問は事前に解決しておきましょう。
ここからは、体験ダイビングのよくある疑問を3つ解説します。
泳げなくても大丈夫?
息継ぎをする必要がないため、ダイビングの場合は泳ぐことが苦手でも問題ありません。ウェットスーツには浮力がありますし、浮力を調整できるジャケットも装着します。
また、足にはフィンを装着するため、水中での移動も心配ありません。
ただし、水に潜るのが怖い方などは無理しないようにしてください。徐々に水に慣れていきましょう。
目が悪くても参加できる?
水中では、さまざまな物が通常時の1.25倍ほど大きく見えるため、0.5以上の視力がある方は普通の水中マスクで参加できます。目が悪い方は、度入りの水中マスクが利用できます。
コンタクトを装着したままでも体験ダイビングはできますが、マスク内に水が入って流れたり、水圧によって変形したりする可能性はあります。どうしても装着したい場合は、使い捨てのソフトコンタクトレンズをおすすめします。
生理中でも参加できる?
日常生活に支障がない場合は、適した生理用品を使用することで生理中でも参加可能です。基本的には、体への影響はないといえます。ただし痛みがある場合や、精神的に不安定な場合などは、無理に参加しないようにしましょう。
体調がすぐれないときに無理をすることは禁物です。自身の体調をしっかりと把握し、安全第一の判断をしましょう。
また、水圧などの影響で副作用が出る可能性があるため、薬の服用はおすすめできません。必要な場合は、医師や薬剤師に相談してください。
生理中にダイビングをする場合、ウエットスーツであればタンポンを使用することが一般的です。ウエットスーツは海水を通してしまうため、ナプキンも海水を吸収し膨張してしまいます。タンポンが使用できない方はナプキンでも大丈夫ですが、濃い色のショートパンツ着用やお尻が隠れる上着の準備など、経血漏れの対策が必要です。
サメに襲われたりしないの?
近年において、国内ではサメによる死亡事故は発生していません。そもそも、サメは人間ほど大きな生物を食べようとはしない生き物です。国内でダイビングをするなら、サメに襲われる心配はほとんどありません。
しかし、いくらサメによる被害がほとんどないとはいえ、心配な方もいるでしょう。万が一、遭遇したときは慌てずにゆっくりと離れることが重要です。慌ててジタバタと動いてしまうと弱った生き物がいると認識され、興奮させてしまう可能性があります。ほかにも、出血している時にはダイビングをしないことでサメに遭遇することを予防できます。
体験ダイビングの選び方
体験ダイビングは、ショップやスクールによって価格や内容などが異なります。ダイビングだけでなく、他のアクティビティを実施しているところもあるため、内容をよく確認して選んでください。
ここからは、体験ダイビングの選び方について解説します。
ツアー内容で選ぶ
旅行先で体験ダイビングに参加する方の中には、ダイビング以外に観光も楽しみたいという方も多いでしょう。この場合は、3時間程度のアクティビティにも参加できるツアーがおすすめです。ただし、潜水時間はおよそ15~20分です。
4時間以上のツアーの場合は、30分程度の潜水時間が設定されているため、もう少し長く潜ってみたい方に適しています。ダイビングだけを楽しみたい方は、1日かけて行われるツアーに参加してみてください。
価格で選ぶ
体験ダイビングの価格の相場は、5,000円~15,000円程です。中には3,000円程のショップもあります。器材やウェットスーツ等のレンタル代が含まれているかどうかを確認しておきましょう。
15,000円以上の場合は、休憩を挟んで2回潜ることができたり、ダイビング以外のアクティビティにも参加できたりする場合が多いです。
設備で選ぶ
一般的な体験ダイビングは、ショップやスクールに集合してからダイビングスポットへと出発します。ショップにはシャワーやトイレなどの設備が完備されていることが多いですが、中には現地集合で設備が使えないケースもあるので事前に確認することをおすすめします。
見たいもので選ぶ
各ショップの場所などによって、海の中の景色は変わります。海で出会える生き物も違うでしょう。そのため、ツアーで重視したいことを絞り込んでから、ショップを選ぶのも1つの方法です。たとえば、ウミガメが見たい、青の洞窟が見たいなどの希望が考えられます。
まとめ
体験ダイビングは、インストラクターがしっかりとレクチャーやサポートをしてくれるため、初心者でも問題なく参加できます。全く経験がない方でも、慣れてくれば海の中を楽しめるでしょう。
しかし、安全に楽しむためにはインストラクターの指示に従い、冷静に行動する必要があります。分からないことがある場合は、事前に解決した上で参加してください。
海の中でしか味わえない感覚や景色を、存分に満喫しましょう。
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