上質な素材とデザインが魅力!ワールドダイブ徹底解説

更新日:2024.04.06.Sat   投稿日:2024.04.06.Sat

ワールドダイブは、プロダイバーから初心者まで幅広いダイバーのニーズに対応するスーツメーカーです。
ワールドダイブのブランドコンセプトは「ダイバーの大切な一本を、ベストダイビングにするために」であり、その信念のもと職人たちが国内で丹精込めて製作しています。ワールドダイブのスーツはデザインと着心地を兼ね備え、現場で使用するユーザーの声をフィードバックしたモデルも多数生産しており、その品質と信頼性は、多くのダイバーに支持されています。

この記事では、ワールドダイブの概要や製品について解説します。

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ワールドダイブとは?

国内工場での生産にこだわり、職人達が一着一着を丹精かけ製作するダイビングスーツ専門の会社です。

潜水を生業とするプロダイバーから始めたばかりの初心者ダイバーまで、様々なステージと環境に合わせたウェットスーツやドライスーツのシリーズが多様に用意されています。

ウェットスーツの生地や構造のこだわりだけでなく、デザイン性にも長けており、海の中だけでなく陸上でも気分が上がる、Myスーツ選び自体にも楽しみが増えるような製品を提供しています。

なお、近年ではスキンダイビング(レジャーとしての素潜り)やフリーダイビング(競技用)に特化したウェットスーツのバリエーションも増え、製作が困難な1mmスキンのウェットスーツを提供。

国際大会に出場する日本代表のフリーダイバー達も愛用しています。

オーダーメイドのウェットスーツ

オーダーメイドのウェットスーツ

上述にもありますが、ワールドダイブは国内生産で熟練された職人たちによって、一つ一つ丁寧にオーダーメイドでダイビングスーツを製作しています。

そのこだわりは類稀なもので、スーツの構造や生地ごとに針を変え、スーツの種類によっては製作できる職人が2人しかいないという、究極を突き詰めたスーツもあります。

国内外で愛用されるワールドダイブの製品

あらゆるダイビング環境を想定して製作されているワールドダイブのスーツは、国内外問わず愛用しているダイバーが多いです。

極寒の流氷ダイビングから南国リゾートでのダイビングまで幅広く、デザインも非常に多いため、スーツを選ぶ際はいい意味でとても大変です。

サイズやデザインにこだわりたい人におすすめ

ワールドダイブを着たカップルダイバー

オーダーメイドのため細かいサイズオーダーにも対応できることが多く、デザインも豊富なので自分だけのオリジナルスーツを作ることができます。

陸でも海でも個性を出したい方にはぜひおすすめです。

また、ガイドインストラクターやバディにわかりやすいカラーやデザインにすることで、安全にも繋がります。

体力に不安のある方やサポートを求める方には、個性が出るスーツがベストでしょう。

ダイビング初心者から上級者まで満足のウェットスーツ選び

ダイビングスーツの目的は保温とケガ防止ですが、環境やスキルでスーツへ求めるものが全く異なります。

例えば同じ経験本数100本でも、伊豆や和歌山などの近場をメインで毎月水中撮影を楽しんでいる方と、沖縄や海外リゾートでのダイビングがメインの方は選ぶ生地が違うでしょう。

同様に、ダイブマスター(PADI)やインストラクターを目指している方やすでに代位ビングショップで働いている方、シュノーケリングやスキンダイビングを楽しむ方など、それぞれにおすすめしたいウェットスーツは異なります。

冬の沖縄でワールドダイブのスキンスーツ

そして着用するあなた自身が、より快適なダイビングをイメージしやすいようにウェットスーツ選びのポイントを抑えましょう。

素材と機能性で選ぶウェットスーツのタイプ

例えば伊豆の海をギリギリまでウェットスーツで潜りたいダイバーは、裏起毛生地のマルチエラステックスやスキン生地など保温が優先されるウェットスーツがベスト。

さらにウェットスーツに暖かさを求める場合は生地に厚みが必要になります。

ただ、生地が厚いと動きにくく、エントリーやエキジット、脱着時にとてもストレスを感じるため、無闇に厚さを増やしていくことはおすすめできません。

厚みを増やさず、表生地をスキンやラジアルといった素材に変えると水を吸いにくく、速乾性があるので保温効果が上がります。

上記のようにウェットスーツをギリギリの時期まで使用したい方は、胸や腹回り、背中にはラジアル素材、肩やひざ周りなど稼働箇所には伸縮のあるジャージ素材が使用されているスーツがおすすめです。

逆に沖縄や南の島でしかダイビングはしない、という方は、3mm〜5mmのジャージ素材で長袖長ズボンのワンピースタイプ、もしくはジャケットとシーガル(半袖)やロングジョン(ノースリーブ)のツーピースタイプで、遊び方に合わせて使用できるスーツがおすすめです。

ウェットスーツの脱着に慣れないダイバーは、手足首のファスナーが通常より3倍長いロングコイルファスナーの付いているスーツが大変快適です。

ワールドダイブのロングコイルファスナー

ちなみにこのロングファスナータイプは一度着用するとそれ以外のウェットスーツは選びたくないと言うダイバーをたくさん見てきました。非常に快適で人気のあるタイプです。

快適なダイビングを実現するウェットスーツのサイズ選び

上述したようにあなたの好むダイビング環境に合わせた生地や機能性を選んでも、サイズが合っていないと、意味がありません。

ここでウェットスーツはどのように保温しているのか?ということが大事になります。

ウェットスーツは生地と肌が密着する事でスーツ内の海水を体温で温めて、身体を保温し続けます。

つまり大きすぎると肌と生地の間に新しい水がひたすら入ってくるため、身体もずっと冷えた状態になるのです。

逆に小さすぎると体と生地の密着度は増しますが、ファスナーが最後まで閉まりにくく、そこから新しい水が入る原因になり、さらに息苦しさや脱着のしにくさからストレスになります。

どちらも水中の景観を楽しむどころか、危険につながる行為でもあります。

ベストなサイズ感のイメージでいうと、ウェットスーツが覆う首から足首にかけて生地が肌にピッタリ密着している状態です。

そのためSMLとサイズ展開のある既製ウェットスーツは、合う方が少なくおすすめできません。

筆者は多くのウェットスーツを試着する方を見てきましたが、どんなに平均体型と言ってもピッタリ合う方はとても少なく、年に1人いるかいないかです。

結論、ウェットスーツのサイズはフルサイズでオーダーするか、既製サイズでも細かいサイズ展開があるウェットスーツを選びましょう。

ちなみにフルサイズオーダーと聞くと高額なイメージですが、既製サイズのプラス¥10,000前後でオーダーできます。

ワールドダイブのスーツをオーダーする女性

費用対効果を考慮した価格帯別ウェットスーツ

さて、気になるのは価格帯。

5mm(生地の厚さ)は本州で使う人用で〇〇円、3mmは沖縄や海外で使う人用で〇〇円ですよ、といったざっくりしたことではなく、あなたのダイビング環境に合うスーツと、その価格帯がある程度わかることがベストです。

例えば
・カジュアルダイバーやどのくらいの頻度潜るかわからない初心者ダイバー向け
・近場をたくさん潜りたいダイバー向け
・プロを目指しているダイバー向け

といった内容から、予算を見ながらタイプや厚さなどを選択していく流れがスムーズです。

上述した、沖縄や南の島でしかダイビングはしない方でいうと
・ワンピースタイプ 3mm 約6万〜
・ツーピースタイプ上下 3mm 約10万円〜

なるべく予算を抑えたい方は2〜3種類ほどあげた後、その中で納得できる予算のものを選びましょう。

あなたのダイビングスタイルよりも価格面を重視しすぎると、使い辛さや生地の耐久性が低いことから、結果長く使用できずに買い替えることになってしまいます。

ダイビングショップのスタッフと相談しながら、よりあなたのダイビングスタイルに合うもので、長く着用することができるものを楽しみながら選択してください。

女性向けウェットスーツの特徴と選び方

ワールドダイブのフロントファスナーを着た女性ダイバー

女性向けウェットスーツのデザインは胸囲や腰、手首足首など女性の身体に合う様に製作されています。

メーカーによっては腰の切り返し部分を少し高めに作ることで、足長効果があり、よりスタイリッシュに見える女性向けスーツも。

またオーダースーツは手首足首のファスナーが最初から付いておらず、追加オプションになっていることが多いですが、女性用のデザインは初めから付いていることがほとんどです。

ロングヘアの方や首周りを極力楽にしたい方はバックファスナー(ファスナーが背中)ではなく、フロントファスナー(ファスナーが前面)がおすすめです。

ワールドダイブ公式Webサイトで最新情報チェック

ワールドダイブのWebサイト

ワールドダイブの公式サイトはスーツのラインナップ紹介からオーダースーツのカラーシミュレーション、プレゼントが当たるキャンペーンなど随時更新されており、あなたのダイビングライフがより快適になる情報がたくさん掲載されています。

Webカタログで全てのモデルが見れる

ワールドダイブのWebカタログ

上述してきましたウェットスーツを選ぶポイントですが、実はワールドダイブは全て網羅しています。

そしてワールドダイブで提供している全てのモデルを、Webカタログで閲覧することができます。

あなたのダイビングスタイルはどうなのか、今後どの様に楽しんで行きたいのかをイメージしながら、スーツタイプを選んでいきましょう。

なお、スーツだけではなくインナーやキャップ、専用ハンガー、ボートコートなどの便利グッズも全てWebカタログで閲覧できます。

オーダースーツのカラーシミュレーションができる

ワールドダイブのカラーシミュレーター

オーダースーツの悩みどころ且つ楽しみどころが、カラー選びです。

特にワールドダイブはプリント柄が大変多く、ファスナーひとつにしてもカラーや柄を選ぶことができます。

そしてなんといってもこのカラー選びをより楽しむことができるのが、ワールドダイブのカラーシミュレーションサイトです。

好みのスーツと生地の厚みを選び、選択したスーツを着た4Dの人物像で、色々なパターンのカラーシミュレーションを楽しむことができます。

スーツの色味だけでなく、ロゴやワッペン、イニシャルなども選択し、シミュレーションすることが可能。

いつでも無料でシミュレーションすることができるので、画面の大きいPCやタブレットでオリジナルのスーツカラーを楽しんでみてください。

プレゼントキャンペーンなどのお得な情報をチェック

ワールドダイブのダイバーズキャップ

ワールドダイブの公式Webサイトでは、会社や商品の紹介だけでなくイベント案内やプレゼントキャンペーンを随時行っており、時期によっては宿泊ギフト券や人気のアクションカメラなど豪華特典の場合もあります。

公式サイトへアクセスするとすぐに情報がわかる様になっているので、購入を検討し始めた際は、ぜひどの様なキャンペーンを行っているのかチェックしてください。

まとめ

ワールドダイブは、ダイビングスーツメーカーとして幅広い製品ラインナップを展開し、プロダイバーからビギナーまでのニーズに応えることを特徴としています。

ワールドダイブの製品はデザインと着心地の両立を重視し、職人の手によって国内で製造されています。

また、ワールドダイブはスキンダイビングやフリーダイビングのウェットスーツやロングコイルファスナーのウェットスーツ、耐久性の高いラジアル生地のウェットスーツを提供しており、その品質と信頼性は多くのダイバーに支持されています。

そのため、ワールドダイブは信頼のおけるスーツメーカーとして、ダイビング愛好家の間で高い評価を得ています。

今後ワールドダイブの製品を購入される人は、この記事を参考に自分が主に潜る環境をダイビングショップのスタッフに相談し、費用対効果を考えてオーダーしましょう!

ダイビングスクール・マレアではダイビングライセンスを取得する方やステップアップコースを受講している方を対象に、季節に合わせてウェットスーツやドライスーツがお得にオーダーできるキャンペーンを開催しています。

ぜひ、店頭やLINEで最新情報をお受け取りください。

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