日本国内の人気ダイビングスポットをご紹介
更新日:2023.04.12.Wed   投稿日:2021.06.21.Monやっぱり人気!沖縄エリア
一言に沖縄と言っても、エリア毎に海の中の様子も全く変わります。
今回は4つのエリアに限定してご紹介します。
・沖縄本島
初心者向けのビーチスポットから、上級者向けのボートスポットまで、たくさんのダイバーの要望を満たしてくれる海が広がっています。
中部にあるビーチスポットの【砂辺】では、エントリー直後からカラフルなソフトコーラルがお出迎え。ダイバーに人気のクマノミやウミウシも多く見ることが出来ます。
北部にあるボートスポットの【エモンズ】は上級者向け。水深40m程の所に全長100mを超える駆逐艦が沈んでいます。1ダイブでは全てを観きれない程大きいため、何度かに分けて潜ることが推奨されています。駆逐艦の周りは流れが強い事が多いので、しっかり中性浮力が取れるようになってから挑みましょう。
・慶良間諸島
沖縄本島から1時間~1時間半程で行くことが出来、ウミガメとの遭遇率も高い人気のスポットです。また、ウミガメも人に慣れてるので、ゆっくりと観察する事が出来ます。
透明度の高さと海の青さからケラマブルーという言葉が出来るほどキレイな慶良間諸島の海では、ダイバーなら1度はイメージしたことがあるような景色を見ることが出来ます。1回の滞在では回り切れない程スポットが多いのも特徴の1つです。年に何度も訪れる方がいるのも納得のスポットです。
・宮古島
日本の地形ダイビングスポットと言えば間違いないなく宮古島です。ほとんどのスポットが宮古島から近い下地島・伊良部島の近くに点在しており、島の地形を活かしたダイナミックなダイビングを楽しむ事が出来ます。大きなアーチをくぐったり、水深5m~25mまで続く縦穴を降りるようなスポットもあります。中でも宮古島3大スポットと呼ばれる、【魔王の宮殿】【アントニオ・ガウディ】【通り池】は宮古島を訪れる際はぜひ押さえておきたいスポットです。
・石垣島
世界的にも有名な日本のマンタスポット。海外からもわざわざ足を運ぶ人がいるほどです。手が届くほどの距離を優雅に泳ぐマンタの姿は正に圧巻。1枚だけでも見ごたえありですが、運が良ければ複数枚のマンタを同時に見ることも出来ます。石垣島の周りだけではなく、八重山諸島の島々それぞれにスポットがあるので、季節ごとに様々なスポットでのダイビングを楽しむことが出来ます。
福岡・大阪・東京・沖縄など全国13店舗でPADI優秀賞を多数取得!ダイビングライセンス取得コースのお得なキャンペーン情報の詳細はこちら
沖縄だけじゃない!各地域から行ける日本のダイビングスポット
沖縄まで行くには休みが足りない・・・でもダイビングを楽しみたい!そんな方にはお住いの地域から日帰り~2日程で行けるスポットがオススメ!どこのスポットも沖縄の海とは違う生き物や景色を見ることが出来るので、1度は行ってみて欲しいです。
・伊豆
関東を代表するダイビングスポットとしてここは外せません。
沖縄よりも伊豆の方が楽しい!という方もたくさんいらっしゃいます。東京からも日帰りでダイビングに行ける点も人気の理由。
水中でも四季がはっきりしているので、潜るごとに新しい発見があります。洞窟や大物・群れなどのワイドダイブから、ウミウシやダンゴウオなどのマクロな生き物を探すダイブまで楽しむことが出来、浅い砂地や深くて潮当たりの良い岩場もあるのでビギナーダイバーの練習からベテランダイバー向けのじっくりフォトダイビングまで、様々なニーズを満たすことが出来ます。
・串本
関西地方にお住まいの方なら串本がオススメ。大阪からも3時間程で行けるのでビギナーからベテランまで人気のスポットにもなっています。
黒潮の当たる串本の海では多くの種類の生き物の観察ができます。また、本州唯一の亜熱帯地域に分布されているので、南方の生き物の観察が出来るのも大きな特徴です。のんびりフィッシュウォッチングを楽しめるスポットから地形や大物を楽しみに行くダイナミックなスポットまで様々なダイビングを楽しむことが出来ます。魚影が濃いスポットもあるのでワイド派ダイバーも満足できるでしょう。
・越前
越前は日本海を代表するダイビングスポットの1つです。寒流と暖流が混ざり、潮当たりが良い越前の日本海は魚影が濃く、日本海特有の固有種が見られることでも人気のスポットです。大型のベラであるコブダイやエイも見ることが出来る。イサキやアジなどの群れも見応えありますが、それを狙いに来ている大型のヒラメやブリなどを見れることも。北から南までダイビングスポットも広く点在しており、関西方面から訪れる人も多い人気のスポットです。
・柏島
マクロの宝庫といえば柏島です。中でも有名なのが通称『ジャパピグ』ことジャパニーズピグミーシーホース。他の地域でも目撃情報はありますが、特に柏島では目撃情報が多いことで有名です。小指の爪よりも小さな生き物なので、ガイドに教えてもらっても認識できるまでに少し時間が掛かることも。その他にもハゼやウミウシなどの生き物も豊富で、マクロのフォト派ダイバーには楽園のようなスポットだ。透視度もとても高く、特に秋から冬にかけては沖縄にも負けないほどの透視度になることも。
・延岡
年間を通してカエルアンコウを観察できることでも有名なスポットです。ここだけでも数種類のカエルアンコウを見ることが出来ます。また、マンボウの目撃例も多いので運が良ければ水中で出会うこともあるかも。ソフトコーラルとハードコーラルが色鮮やかに水中を彩り、ウミウシも数多く観察出来るので他の海に比べてカラフルな水中を楽しめるのも特徴の1つ。エントリーが楽で様々な生き物が見れるビーチスポットがあるのも嬉しい点です。
いつかは1度行ってみたい!日本のダイビングスポット
ここからは少し日程が必要や条件が揃わないと見れない景色がある日本のダイビングスポットを3つ紹介します。
・知床半島
流氷ダイビングでは水面が氷で覆われた幻想的な景色を見ることが出来ます。気候や風向きなどの条件が揃わないと開催できないレアなダイビングでもある。自然にできる景色なので、1度として同じ景色がないのも面白い点ですね。なんと言っても見どころは水中の天使こと、クリオネです。ふわふわと小さな体で泳ぐ姿を見ると寒い水中でも、なんだかほっこりしてしまいます。水温・気温が0℃以下になるので、アイスダイビング対応の装備を使用して潜りましょう。
・小笠原諸島
【東洋のガラパゴス】と呼ばれる小笠原諸島では、他のスポットではなかなか見れない生き物が多いのが特徴です。初めて訪れる人は海の青さにも驚くことでしょう。冬のシーズンにはサメの仲間であるシロワニと高確率で遭遇できるスポットや、戦争で沈んだ船などに潜れるスポットもあります。また、イルカやクジラが見られることでも有名なので、運が良ければ船での移動中に観察出来ることがあるかも。
・奄美大島
奄美大島は東シナ海と太平洋の間にある島なので、潜るスポットによって様々な生き物を観察出来ます。特に人気なのが世界でも奄美大島でしか観察例の無いアマミホシゾラフグ。このフグが繁殖期のシーズンだけ砂地に作り出すミステリーサークルのような模様は一見の価値ありです。透視度も高く浅いスポットが多いので、のんびり潜ることが出来、フォト派ダイバーはじっくり写真に専念することが出来ます。
今回紹介したのは、日本の数あるダイビングスポットの中でもほんの一部です。北は北海道から南は沖縄まで、潜る場所・シーズンによって楽しみ方が違うのも、日本のダイビングスポットの特徴です。
ダイビングスクール マレアは全国に12店舗があるので、それぞれの店舗から近い海はもちろん、季節ごとにベストの海へのツアーも開催しております。今回ご紹介したスポットへのツアーも開催しておりますので、ぜひ今後のダイビングの参考にしてみてください。
ダイビングスクール マレア宮古島店
PADIコース・ディレクター
亀井 恵美 (EMI KAMEI)