東京から伊豆へダイビングに行く場合の料金や移動時間は?車と電車を徹底比較!
更新日:2025.03.17.Mon   投稿日:2025.03.17.Mon
休日を利用して伊豆へダイビングに行くダイバーの皆さんは、普段どのような手段で移動しているのでしょうか?ひとくちに「伊豆へ潜りに行く」と言っても、利用する交通機関やダイビングショップによって様々な行き方があります。
そこで今回は、ダイビングショップごとのスタイルの違いに加え、電車で行った場合と車で行った場合のメリット・デメリットを比較しました。どの移動手段がベストか、考察も載せてあります。是非参考にしてみてください。
ダイビングショップは大きく分けて、「都市型」と「現地型」の2種類があります。それぞれのスタイルを見てみましょう。
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ダイビングショップスタイルの違い
都市型ダイビングショップのスタイル
「都市型」とはダイビングスポットから遠く離れた、東京や大阪、名古屋などの街中にお店を構えるショップのことを指します。ダイビングへ行く際には、店舗や最寄駅に集合してスタッフが車を運転して海まで連れて行ってくれます。
都市部にあるため、普段の休日や仕事終わりの空いた時間をダイビングライセンス講習の学科やプール実習の時間にあてる事が可能です。
海洋実習の際には海まで送迎してもらえるため、利便性の高さは群を抜いています。一部の都市型ショップでは現地集合する場合もありますが、ほとんどが前者のスタイルといえます。
主な移動手段(その日の参加メンバーで一緒に移動)
・大型車で都市部から現地へ車移動(ショップのスタッフが運転)
・電車での現地集合(現地に店舗を構えている場合など)
現地型ダイビングショップのスタイル
ダイビングスポットの近くにお店を構えるショップのことを指します。移動手段としては、自分で車を運転しショップまで行く方法と、電車で最寄り駅まで行き、ピックアップしてもらう2パターンがあります。交通費はかかりますが、ダイビング料金は都市型ショップに比べて安価なうえ、現地の海に精通したインストラクターによる質の高いガイドを楽しむことができます。
主な移動手段(基本は、現地集合・現地解散)
・電車(ショップの最寄り駅まで送迎があるところがほとんど)
・自家用車(ショップ、又はダイビングスポットに駐車する)
移動手段ごとのメリット・デメリット
利用するダイビングショップによって、移動手段が変わることをご紹介しました。次に、各交通手段を選択する際のメリットとデメリットについてご紹介します。
車で移動する際のメリット・デメリット
車移動のメリット
⚫︎道すがら、道の駅や飲食店など気になる場所に寄ることができる。
⚫︎重たい荷物を家からトランクに積んで移動することができる。
⚫︎前日の夜間移動や車中泊など移動時間に制約なく行動できる。
車移動のデメリット
⚫︎渋滞などで到着予定時刻が大幅に狂う可能性がある
→特に週末や連休の移動は早めに出発しないといけない
⚫︎長距離移動の場合、運転手の負担が大きい
→こまめな休憩や複数人で交代して運転するなどの安全対策が必要
⚫︎電車移動より事故などトラブルに遭う確率が少々高い
→無理のないドライブプランを立てて、常に周囲に気を配り安全運転を心がけると良い
家のドアを出た瞬間から目的地まで、ストレスなく行動できるのは車移動の強みです。到着時間さえ守れば、その前に立ち寄りたい観光スポットに行けるなど、選択肢の多さは折り紙つきです。
電車で移動する際のメリット・デメリット
電車移動のメリット
⚫︎移動にかかる時間を予測できるため、遅延などの場合を除いてスケジュール通りに行動できる
⚫︎目的地へ向かうまで自分の好きなことに時間を割ける(読書、動画鑑賞、友人との会話など)
⚫︎公共交通機関を利用することで地球環境にやさしい行動ができる
電車移動のデメリット
⚫︎繁忙期の移動は車内が混み合う可能性がある
→指定席を取ったり1本前の電車を利用したりすると良い
⚫︎ダイビング器材を持って乗り換え時に移動するのが大変
→利用するダイビングショップに送ったり、器材を預かってもらったりすると良い
⚫︎ダイビング以外の観光など、自由なスケジュールで動きにくい
→ダイビングポイント付近で前泊、もしくは後泊して観光に時間を充てるのもおすすめ
伊豆に向かう道中は、電車の窓からオーシャンビューが臨めるのも大きなメリットです。車窓の移りゆく景色を楽しむことができるのは、電車移動ならではの醍醐味です。
伊豆主要ダイビングポイントへのアクセス一覧
以上のことを踏まえ、ここからは伊豆の主要ダイビングポイントへのアクセス方法を比較してみましょう。(2025年3月時点での情報です、移動される際はご自身で検索していただくことをお勧めします)
※出発は伊豆への移動の際、最も利用者の多い新宿駅とします。
※ダイビング開始時刻に合わせ、週末の9時を到着時刻とした結果を載せています。
※電車移動の場合、ダイビングポイントまでの送迎を想定した最寄駅を記載してあります。
東伊豆 | 電車移動の場合 | 車移動の場合 |
熱海 | 所要時間:約1時間45分
運賃:2,319円(切符:2,330円) 新宿駅→(小田急ロマンスカー)→小田原駅→(東海道本線)→熱海駅 |
所要時間:1時間40分〜2時間30分
有料道路代:3,050円 東京IC→(東名高速道路)→厚木IC→(小田原厚木道路・西湘バイパス)→早川IC→(国道135号線)→熱海駅 |
伊豆海洋公園 | 所要時間:2時間9分
運賃:5,390円 新宿駅→(山手線)→品川駅→(新幹線こだま)→熱海駅→(伊東線)→城ヶ崎海岸駅 |
所要時間:2時間20分〜3時間20分
有料道路代:3,050円 東京IC→(東名高速道路)→厚木IC→(小田原厚木道路・西湘バイパス)→真鶴道路→(国道135号線)→伊豆海洋公園 |
南伊豆 | 電車移動の場合 | 車移動の場合 |
下田(神子元島) | 所要時間:2時間53分
運賃: 6,490円 新宿駅→(山手線)→品川駅→(新幹線こだま)→熱海駅→(伊東線)→伊東駅→(伊豆急行線)→伊豆急下田駅 |
所要時間:3時間〜4時間40分
有料道路代:3,380円 東京IC→(東名高速道路)→御殿場JCT→(新東名高速道路)→長泉・沼津IC→(伊豆縦貫道)→(伊豆中央道)→(修善寺道路)→(下田街道)→下田 |
西伊豆 | 電車移動の場合 | 車移動の場合 |
大瀬崎 | 所要時間:1時間54分
運賃:5,160円 新宿駅→(中央線)→東京駅→(新幹線こだま)→三島駅→(伊豆箱根登山鉄道)→伊豆長岡駅 |
所要時間:2時間20分〜3時間
有料道路代:3,180円 東京IC→(東名高速道路)→御殿場JCT→(新東名高速道路)→長泉・沼津IC→(国道414号線)→大瀬崎 |
雲見 | 所要時間:2時間46分
運賃:6,400円 新宿駅→(山手線)→品川駅→(新幹線こだま)→熱海駅→(伊東線)→伊東駅→(伊豆急行線)→稲梓駅 |
所要時間:3時間10分〜3時間40分
有料道路代:3,380円 東京IC→(東名高速道路)→御殿場JCT→(新東名高速道路)→長泉・沼津IC→(伊豆縦貫道路)→(国道136号線)→雲見海岸 |
田子 | 所要時間:2時間50分
運賃:6,490円 新宿駅→(山手線)→品川駅→(新幹線こだま)→熱海駅→(伊東線)→伊東駅→(伊豆急行線)→蓮台寺駅 |
所要時間:2時間50分〜3時間30分
有料道路代:3,380円 東京IC→(東名高速道路)→御殿場JCT→(新東名高速道路)→長泉・沼津IC→(伊豆縦貫道路)→(国道136号線)→田子 |
電車の場合、移動時間は短縮されますがその分運賃が高くなります。駅から現地まではダイビングショップの送迎がある場合が多いですが、その分の時間も考慮すると移動時間は車と比べてあまり変わらないでしょう。
車の場合、移動時間は若干かかるものの、有料道路代が比較的安価となっていることがわかりました。ガソリン代を考慮しても、2名以上で乗り合うことでコスパよく移動が可能です。
まとめ
東京から伊豆へダイビングに行く際の交通手段について考えてきました。様々な角度から見ていくと、どの選択肢にも一長一短があります。
しかしその中でも、都市型ショップを利用したダイビングは特筆すべきメリットを持っています。それは自宅付近のショップから、ダイビングポイントまで送迎してくれるという点です。
重たい荷物を持って階段を登り降りする移動が億劫になる電車や、長距離の運転や車中泊でダイビング前後に疲労を感じるマイカー移動のストレスから解放され、純粋にダイビングを楽しむことに専念できます。
また、ショップに立ち寄りやすいという観点から、次のダイビング予約やスキルアップコースの相談もしやすく、これからダイビングを習慣にしていきたい方へもおすすめです。
いかがだったでしょうか。記事を参考に、少しでも皆さんのダイビングライフに役立てれば幸いです。
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