富士河口湖研修

seminar_2011

11月8日~11月9日、山梨県河口湖「清水国明の森と湖の楽園」に、都内と沖縄リゾートの社員33名が集合しオータムセミナーを開催しました。
今回、セミナーを開催させて頂いた「清水国明の森と湖の楽園」は、今年3月に発生しました東日本大震災の後に、いち早く被災者の受け入れ活動を積極的に行っておられた施設です。
大人になり社会人として職場や私生活の中でも忘れかけていた多くの大切なことを、「教育・遊び・自然」を肌で直接体感しながら学ぶことができた2日間となりました。

「マレヤ」ご一行様、河口湖へ向かう
「マレヤ」ご一行様、河口湖へ向かう
自然に囲まれていました ここが今回の研修場
自然に囲まれていました
ここが今回の研修場
ここが今回の研修場
ここが今回の研修場

セミナーは萩原社長による挨拶から始まりました。
現状のお話と今後のマレア各店の展開についてのお話を頂きました。
個々が成長してきた今、早く自立できるようにならなければいけないということ、それには一人一人の力と、全員チーム力を上げて同じ方向を向いて進んでいかなければならないことの大切さを知ることができました。

今回の研修は、昨年までと内容がガラリと変わりとても新鮮な内容でした。
まず、全員での自己紹介。
この研修中の約束事は、
普段は”○○さん”と呼んでいる呼び方を、ここで決めたニックネームで呼び合うこと。
NGワードが設定され、そのワードを発言してはいけないこと。
もし言ってしまったら「ちゃり~ん!」と義援金BOXに10円の寄付をする。

というルール作りまでも全員で決めました(^^)

oneday

自己紹介のあとは、すぐに大自然へ放り出されました (^^)
まずは”アイスブレイク”というグループワークなどの前に、参加者同士の抵抗感をなくすために行うコミュニケーション遊びからスタートです。

一つ目は”全員で円になって体操”
普通に体操をするのではなく、全員が1種類ずつ体操の誘導をしていくもので、一人一人が声を出し、主役になれる準備運動でした。

二つ目は”オールスタンドアップ”(手をつないで座った状態から立ち上がるもの)。

三つ目は”ヤドカリゲーム”(フルーツバスケットのようなもの)。
これらのアイスブレイクは、子供の頃に無邪気に仲間たちと遊んだ気持ちを思い出させてくれました。

外へ出発!
外へ出発!
試行錯誤しながらアイデアを出し合い・・・
試行錯誤しながらアイデアを出し合い・・・
最後は全員で立ち上がることができました!
最後は全員で立ち上がることができました!

四つ目は”卵→ひよこ→にわとりジャンケン”
このゲームの勝利者順によって、この研修中のチーム分けが決定!
チームは全部で4チーム!!
(ピンク):茂木大輔さん率いる、チームくんぴー
(赤):高田康平さん率いる、チームまさ吉
(緑):加藤茉莉さん率いる、チームまり
(青):津田智美さん率いる、チーム経費

全てゲーム形式で楽しみながら、スタッフの緊張感や店舗ごとの隔たりをなくしてくれて笑いの耐えないスタートを切りました(^^)

チームが決まったところで昼食タイムです☆

みんなで昼食の準備です
みんなで昼食の準備です
萩原社長も手伝って頂きました!
萩原社長も手伝って頂きました!
楽園内には遊べる仕掛けいっぱいありました
楽園内には遊べる仕掛けいっぱいありました

ご飯を食べたら午後の部、スタート!!
午後の最初のプログラムは “木の板いくつまで乗れるかゲーム”です。
レンガくらいの大きさの木の板を、チーム人数から2枚減らした状態からスタートし、この木の板をどこまで減らせるかというプログラムでした。
チームで案を出し合い、試し、失敗しながらも目標を達成するために「気持ちを1つにする大切さと目標を高く持つことの大事さ」を学ぶことができるものでした。

二つ目のプログラムは”目隠し丸太ゲーム ~喋ったらダメよ~ ”
一本の長い丸太の上にチーム全員が立ち、指定された条件に合うように、丸太から落ちることなく入れ替わるというもので、はじめは簡単なのですが、クリアするごとにスタッフの半数以上が目隠しをし、クリアしていかなければならないゲームです。
目隠しをして、言葉も話せないという状態は、とても怖く、不安がいっぱいで、バランスも悪い場所(そりゃただの丸太の上に乗ってますから…)に立っているのでグラグラ・・・
チームのメンバーに助けられながらもお題をクリアしていきました。ノンバーバルの状態というものを普段の仕事に当てはめるならば、「何も分からない状態の新入社員やお客様に、わかりやすく説明することの大切さや、どのような行動や説明をすることで安心感を与えることができるか」ということを、身体で体感して学ぶことができました。

今回の研修で一番多くの時間をかけて行ったことは、各研修プログラム後の振り返りやチームディスカッションでした。

それぞれのプログラムをやってみての感想、良い点・悪い点・改善点、どんなに些細なことでもどんどん発言する。人の意見を否定しない。意見が出たら今回の内容をもう一度振り返り次に活かすことを繰り返しました。
この事を、普段の業務に置き換えて考えてみると・・・
普段は、ここまで徹底的にチームで振り返りができていない部分があったことに気づけたり、成功体験に関しても次にしっかり活かせていなかったんだと気付かされました。

今回の研修では、参加者メンバー全員で共有するディスカッションも行い
「今の私達が”チーム”として向かうべき方向は?」という深いテーマを考え、チーム全体で答えを導き出していきました。
それぞれが思ったことを発言し、沢山のポストイットに書き出し、全てのメンバーが全ての意見を共有し、メンバーの意見もしっかり尊重することの大事さを学びました。
私達にとってのチームの定義は「目標を持って戦い続けるチーム」に決めました!

外も冷え込んできた夕時、待ちに待ったBBQです!!
BBQは火起こしも自分達で行い、モクモクする煙の中、目をしぱしぱさせながらもみんなでお肉を突っつきあい、都市型スタッフもリゾートスタッフも垣根が完全に取れ、笑いの多い楽しい時間を過ごしました(^^)

中西MGの挨拶でBBQスタートです!
中西MGの挨拶でBBQスタートです!
右手はビール!左手は腰に!
右手はビール!左手は腰に!
全員の笑顔が溢れていました。
全員の笑顔が溢れていました。

お腹もいっぱいになったあと・・・焚き火を始めました。
チームごとにひとつの焚き火を囲いながら・・・ “オープンハート”!!
“オープンハート”とは、他人からの自分の印象を聞き、自らは「こんな一面もあるのです」ということを話し、新しい自分を見つけると同時に、仲間に自分をもっと知ってもらおう。という目的を持って行ったものです。
一日をかけてチーム力を築いてきたことによって、普段はなかなか上司や部下に言えないことまでを言葉で伝えて、自分のことメンバーのことを共有することができる、とても素敵な時間となりました。焚き火の光が私達の心に安らぎを与えてくれて、心を開くための後押しをしてくれたようやさしい雰囲気に包まれていました。

チームくんぴ~ 中西MGの姿がありません…
チームくんぴ~
中西MGの姿がありません…
チームまさ吉 テント作りが苦手です…
チームまさ吉
テント作りが苦手です…
チーム経費 渡邉MGの姿がありません…
チーム経費
渡邉MGの姿がありません…
チーム茉莉 チーム人数最多です!
チーム茉莉
チーム人数最多です!
清水国明さんも 来て頂きました!
清水国明さんも
来て頂きました!

twoday

二日目は爽やかな楽園の中のお散歩から始まりました。

二日目スタート!
二日目スタート!
朝の気温は5℃くらいでした
朝の気温は5℃くらいでした
自然の中をお散歩です
自然の中をお散歩です

お散歩終了後、今回の研修の集大成!ラストプログラムスタート!
それはそれは、とても難しく高すぎる目標でした・・・。
一日目に実施した丸太ゲームなんて比にもならない・・・
“最初は半数!最後は全員目隠しした状態での長距離ミッション IN森と湖の楽園ゲーム”
~全員が言葉のみ!目隠しをして外からメインホールまでと行き、メインホールのステージ上に置かれているアル物(アル物ってなんだよ!?)を完成させよ!~しかも、目標制限時間は前代未聞の2時間以内!
というものでした。
まさか、何気なく昨日歩いた橋を目隠しして渡りきりメインホールまでいく・・・
なんてことを誰が思っていたでしょうか(^^;)

最終プログラムの発表です
最終プログラムの発表です
リーダーからミッションの説明です
リーダーからミッションの説明です
五感の一部を閉ざし、スタート!!
五感の一部を閉ざし、スタート!!
声をかけあって、ぶつからないようにね!
声をかけあって、ぶつからないようにね!
本間LDの笑い声が とてもよく聞こえました♪
本間LDの笑い声が
とてもよく聞こえました♪
メンバー交代!このあとは 全員が目隠ししました
メンバー交代!このあとは
全員が目隠ししました

この最終のプログラムで、学んだこと。それは一日目に行ったことの集大成である
言葉の大切さ
一人ではできないこともチームでやればできる
自信を持って、上下関係なく発言をすること
偏った意見だけではなく、色々な人の意見に耳を聞くこと
チームを信じること
です。

アル物とは、一日目に「テント作り」で使用したテントでした。そのテント自体も4つみつけだしてそれを全員目隠しした状態で全て張ることが最終ミッションだったのです!
道を間違えて行き止まりになり大幅にタイムロスをした場面もありました・・・(それでも目隠しは外せません(笑))
しかし、昨日の経験を活かし、誰かがリードしていくわけではなく、全員が声を出し協力できるような体制になったのです。
だからこそ・・・その結果は・・・
ミッションクリア目標時間2時間を切る!という驚きの速さで修了することができました!
その後は、チームごとのテーマに沿った寸劇発表時間 (^^)
各チーム、とてもおもしろい演劇を繰り広げ、笑いに溢れた時間になりました。

協力する大切さを学びました。
協力する大切さを学びました。
目標を高く持つ気持ちの 大切さを学びました。
目標を高く持つ気持ちの
大切さを学びました。

この二日間最後のディスカッションは、「目標を持って戦い続けるチーム」というものを、もっと具体的な行動レベルまで落とし込み、明日からの仕事場でスタートさせるファーストステップを作り上げました。

最後に全員でディスカッションタイム
最後に全員でディスカッションタイム
気愛心もとても大切ですね。
気愛心もとても大切ですね。
沢山の意見を出し合いました
沢山の意見を出し合いました

今回の研修では、初めて「メンバー一人一人、全員が個々に考えて発言し行動する」ということの大切さ肌で実感することができました。
「チーム力」というものを言葉で聞いても、それを行動レベルまで落としこむことはとても難しく、育った環境が人それぞれ違う為に「チーム力」という定義自体が違うこともあることを理解しなければなりません。だからこそチーム力を上げるには、話合い、認めること、定義のすり合わせをすることによって、同じ方向へチームで向かっていけることを身体と心でそれを感じることができた研修でした。
目隠しをした時には、言葉の大切さがとても良く分かりました。
メンバーを信じることの大切さも改めて分かりました。
配属・年齢・任されている役割が違うメンバーが二日間で大きな目標を達成できたのだから、毎日一緒に過ごしているメンバーとも大きな目標に向かってなんでもできるはずだと思います。

今後、マレアメンバー全員、これから入社してきれくれるメンバーにも今回の体験を共有し、活かしていきたいと思います。

チームマレア
チームマレア